4. DP周遊プラン vs. 特便割引:DP周遊プランの圧勝!
前章ではDP周遊プランとウルトラ先得運賃を比較し、両者の1レグ単価は互角とご説明しました。
では出発日までの期間がやや短く、ウルトラ先得など先得割引が利用できない場合はDP周遊プランと国内線航空券、どちらがお得になるのでしょうか。
DP周遊プランと特便割引について、比較していきましょう。
2022年3月15日にJALホームページにて、往路2022年4月9日㈯、復路2022年4月11日㈪のフライトを検索しました。
出発まで1カ月を切っている、準直前期とでもいうようなタイミングでの予約を想定しています。
フライトは3パターン、前章とほぼ同じルート比較します(パターン2,3の往路乗継経路が若干異なります。)
DP周遊プランはタイムセールクーポン適用後、かつ1泊分の宿泊代金4,000円を差し引いた金額をフライトの料金として計算します。
※本章でのDP周遊プランでの宿泊施設の料金は、じゃらん最安値で7,850円でしたが、前章と揃えて1泊4,000円と厳しめに設定しています
パターン1
第1日目:JAL973便 羽田(14:15)→石垣(17:25)
第2日目:フライトなし
第3日目:JAL974便 石垣(19:15)→羽田(22:00)
パターン2
第1日目:JAL319便 羽田(13:00)→福岡(14:55)
JTA61便 福岡(15:50)→那覇(17:35)
JTA625便 那覇(18:15)→石垣(19:15)
第2日目:フライトなし
第3日目:JTA600便 石垣(08:55)→那覇(09:55)
JAL904便 那覇(11:25)→羽田(13:45)
パターン3
第1日目:JAL319便 羽田(13:00)→福岡(14:55)
JTA61便 福岡(15:50)→那覇(17:35)
JTA625便 那覇(18:15)→石垣(19:15))
第2日目:JTA600便 石垣(08:55)→那覇(09:55)
RAC875便 那覇(11:10)→久米島(11:45)
JTA212便 久米島(14:55)→那覇(15:35)
JTA625便 那覇(18:15)→石垣(19:15)
第3日目:JTA600便 石垣(08:55)→那覇(09:55)
JAL904便 那覇(11:25)→羽田(13:45)
パターン1
まずは羽田-石垣を単純往復する行程です。
第1日目:JAL973便 羽田(14:15)→石垣(17:25)
第2日目:フライトなし
第3日目:JAL974便 石垣(19:15)→羽田(22:00)
DP周遊プランでは、往復の航空券と宿泊込みで合計60,400円です。
タイムセールクーポン6,000円分と、宿泊代金4,000円を引くと、フライト2レグ分の代金は50,400円。
1レグ単価は25,200円となりました。
では特便割引ではどうでしょうか。
この日の場合、往路・復路ともに40,670円となり、合計81,340円です。
高い!高すぎる!!!
比べるまでもありませんが、1レグ単価はDP周遊プランの方が15,470円も安く、DP周遊プランの圧勝です!
しかしいくら特便割引より安いとはいえ、1レグ単価25,200円では回数修行には全く使えませんね。
パターン2
往路ともに経由便とした、合計5レグのフライトです。
第1日目:JAL319便 羽田(13:00)→福岡(14:55)
JTA61便 福岡(15:50)→那覇(17:35)
JTA625便 那覇(18:15)→石垣(19:15)
第2日目:フライトなし
第3日目:JTA600便 石垣(08:55)→那覇(09:55)
JAL904便 那覇(11:25)→羽田(13:45)
DP周遊プランでは、往復の航空券と宿泊込みで合計48,500円。
この日程でも、羽田-石垣直行便利用よりも乗継便利用の方が安くなりました!
ということは、1レグ単価も安くなりますね???
タイムセールクーポン6,000円分(適用金額48,000円をギリギリクリア!)と宿泊代金4,000円を引くと、フライト5レグ分の代金は38,500円。1レグ単価は7,700円となりました。
一方特便割引。
この日の場合、各フライトの最安値は次の通り。
第1日目:JAL319便 羽田(13:00)→福岡(14:55):26,580円
JTA61便 福岡(15:50)→那覇(17:35):15,150円
JTA625便 那覇(18:15)→石垣(19:15):9,140円
第2日目:フライトなし
第3日目:JTA600便 石垣(08:55)→那覇(09:55):9,340円
JAL904便 那覇(11:25)→羽田(13:45):18,810円
合計79,020円、1レグ単価は15,804円となりました。
DP周遊プラン(1レグ単価7,700円)の方が特便割引よりも、1レグあたり8,104円も安く圧勝です!
ここまでくると、パターン3もどうなるか、予想がつきますね???
パターン3
パターン2に中日の石垣-那覇-久米島の4レグを追加したパターンです。
第1日目:JAL319便 羽田(13:00)→福岡(14:55)
JTA61便 福岡(15:50)→那覇(17:35)
JTA625便 那覇(18:15)→石垣(19:15))
第2日目:JTA600便 石垣(08:55)→那覇(09:55)
RAC875便 那覇(11:10)→久米島(11:45)
JTA212便 久米島(14:55)→那覇(15:35)
JTA625便 那覇(18:15)→石垣(19:15)
第3日目:JTA600便 石垣(08:55)→那覇(09:55)
JAL904便 那覇(11:25)→羽田(13:45)
DP周遊プランでは、往復の航空券と宿泊込みで合計72,300円。
タイムセールクーポン6,000円分と宿泊代金4,000円を引くと、フライト9レグ分の代金は62,300円。
1レグ単価は6,922円となりました。
では特便割引を見てみましょう。
往路・復路5レグ分の最安値は、パターン2と同じく79,020円。
中日の4フライト分の最安値を追加で確認すると、次のようになりました。
第2日目:JTA600便 石垣(08:55)→那覇(09:55):9,340円
RAC875便 那覇(11:10)→久米島(11:45):10,540円
JTA212便 久米島(14:55)→那覇(15:35):8,140円
JTA625便 那覇(18:15)→石垣(19:15):9,240円
中日4レグ分の合計は37,260円。
したがって、往路・復路5レグ分の合計79,020円と合わせて、合計9レグで116,280円。
1レグ当たり12,920円となりました。
DP周遊プラン(1レグ単価6,922円)の方が特便割引よりも、1レグあたり5,998円も安く圧勝です!
特に、中日の追加分フライトについても先得運賃並みの価格で抑えられている点が、注目ですね。
以上より、DP周遊プランと特便割引では、DP周遊プランが圧勝となりました。
つまり、ウルトラ先得が利用できず、特便割引を使わざるを得ない状況においても、DP周遊プランを活用すれば、ウルトラ先得と同水準で回数修行が可能!
準直前期にこそ、DP周遊プランの真の力が発揮されるのです!
5.まとめ:DP周遊プランは出発1か月以内の予約で真価を発揮!
長々と書き連ねてきましたが、DP周遊プランを活用してJGC回数修行をするポイントは、次の一文で集約されます。
出発1か月以内の直前期でも、ウルトラ先得並みの安さで修行が可能!
ウルトラ先得は出発75日までの予約・購入が必要。
しかし75日以前という早い時期から綿密な計画を立て、予定通り決行するというのは思いのほか大変です。
一方でDP周遊プランであれば、確実に日にちを確保できるタイミングに合わせて予約することができます。
急に来週末の予定が空いたので修行してしまおう!といったこともできてしまいます。
なお、DP周遊プランは確かに出発1か月以内の直前期でもお得なことは確かですが、出発6日前以降は料金がガラッと変わってきます。
したがって、出発7日前~1か月前ぐらいの修行ならDP周遊プラン、と覚えていただければよいかと思います。
長年JGC修行に親しまれてきたJALホッピングツアーがなくなってしまった一方で、こんなに可能性の秘めたDP周遊プランを提供してくれたJALさんは、本当に飛行機好き・旅行好きのツボがわかっていますよね。
是非DP周遊プランを活用し、素敵なJGC修行を計画してみてください!
お読みいただきありがとうございました!
>>>JALダイナミックパッケージ・DP周遊プラン詳細はコチラ
※参考までに、2022年3月まで設定されていたJALホッピングツアー全18ルートを下記記事に魚拓しております。是非DP周遊プラン作成にご活用ください!
いつも年間15〜20回搭乗していましたが、今月から急に思いたって修行スタートする事にしました。
そしてやたがらすさんの記事を発見しました。とても楽しく読みました!
面白いです〜
DPパッケージはPCのHPからの方がわかりやすいですよね😅
6月までで21回の予約まで管理してますが、これまで往復セイバーだけで予約してました。
もっと読んでお勉強しますね。
記事を楽しみにしています。