2023年JGC修行におすすめ!JALダイナミックパッケージを活用した格安モデルコースの探し方 | オリジナルホッピングツアー

3.DP周遊プラン vs. ウルトラ先得:1レグ単価はほぼ互角!

それでは実際に、JAL DP 周遊プランで作成した旅程と、ウルトラ先得で予約した旅程を比較していきましょう。
2022年3月15日にJALホームページにて、往路2022年6月4日㈯、復路2022年6月6日㈪のフライトを検索しました。

フライトは3パターンを比較します。前章でお示ししたルートで、既出の画像・料金は今回比較する日程でのフライトと同一です。
したがって、DP周遊プランについては料金のみ記載とさせていただきます。
またDP周遊プランはタイムセールクーポン適用後、かつ1泊分の宿泊代金4,000円を差し引いた金額をフライトの料金として計算します。

パターン1 
第1日目:JAL973便 羽田(14:15)→石垣(17:20)
第2日目:フライトなし
第3日目:JAL974便 石垣(19:10)→羽田(22:00)


パターン2
第1日目:JAL119便 羽田(13:30)→伊丹(14:35)
     JAL2087便 伊丹(15:00)→那覇(17:10)
     JTA625便 那覇(18:20)→石垣(19:15)
第2日目:フライトなし
第3日目:JTA600便 石垣(08:55)→那覇(09:55)
     JAL904便 那覇(11:20)→羽田(13:45)

パターン3
第1日目:JAL119便 羽田(13:30)→伊丹(14:35)
     JAL2087便 伊丹(15:00)→那覇(17:10)
     JTA625便 那覇(18:20)→石垣(19:15)
第2日目:JTA600便 石垣(08:55)→那覇(09:55)
     RAC875便 那覇(11:05)→久米島(11:40)
     JTA212便 久米島(14:55)→那覇(15:35)
     JTA625便 那覇(18:20)→石垣(19:15)
第3日目:JTA600便 石垣(08:55)→那覇(09:55)
     JAL904便 那覇(11:20)→羽田(13:45)

パターン1

まずは羽田-石垣を単純往復する行程です。

第1日目:JAL973便 羽田(14:15)→石垣(17:20)
第2日目:フライトなし
第3日目:JAL974便 石垣(19:10)→羽田(22:00)

DP周遊プランでは、往復の航空券と宿泊込みで合計59,000円です。
タイムセールクーポン6,000円分と、宿泊代金4,000円を引くと、フライト2レグ分の代金は49,000円
1レグ単価は24,500円となりました。

ではウルトラ先得ではどうでしょうか。
この日の場合、往路は24,170円、復路は22,070円となりました。

合計46,240円、1レグ単価は23,120円
DP周遊プランよりもウルトラ先得の方が、1レグあたり1,380円安いという結果になりました。

パターン2

往路ともに経由便とした、合計5レグのフライトです。こちらはDP周遊ツアーと先得運賃、どちらに軍配が上がるでしょうか。

第1日目:JAL119便 羽田(13:30)→伊丹(14:35)
     JAL2087便 伊丹(15:00)→那覇(17:10)
     JTA625便 那覇(18:20)→石垣(19:15)
第2日目:フライトなし
第3日目:JTA600便 石垣(08:55)→那覇(09:55)
     JAL904便 那覇(11:20)→羽田(13:45)

DP周遊プランでは、往復の航空券と宿泊込みで合計50,900円
なんと、羽田-石垣直行便利用よりも乗継便利用のこちらの方が安くなります!(※直行便・乗継便どちらが安いかは、発着地や空席状況によっても変動しますので、必ずしも乗継便の方が安くなるという仕組みではありません)
タイムセールクーポン6,000円分と、宿泊代金4,000円を引くと、フライト5レグ分の代金は40,900円
1レグ単価は8,180円となりました。

一方ウルトラ先得。
この日の場合、各フライトの最安値は次の通り。

第1日目:JAL119便 羽田(13:30)→伊丹(14:35):9,910円
     JAL2087便 伊丹(15:00)→那覇(17:10):9,880円
     JTA625便 那覇(18:20)→石垣(19:15):6,540円
第2日目:フライトなし
第3日目:JTA600便 石垣(08:55)→那覇(09:55):6,540円
     JAL904便 那覇(11:20)→羽田(13:45):10,010円

合計42,880円、1レグ単価は8,576円となりました。
DP周遊プランがウルトラ先得よりも、1レグあたりわずか396円ではあるものの安く、DP周遊プランに軍配が上がりました。

パターン3

パターン2に中日の4フライトを追加した、合計9レグのフライトです。

第1日目:JAL119便 羽田(13:30)→伊丹(14:35)
     JAL2087便 伊丹(15:00)→那覇(17:10)
     JTA625便 那覇(18:20)→石垣(19:15)
第2日目:JTA600便 石垣(08:55)→那覇(09:55)
     RAC875便 那覇(11:05)→久米島(11:40)
     JTA212便 久米島(14:55)→那覇(15:35)
     JTA625便 那覇(18:20)→石垣(19:15)

特に中日の4レグ分のみの料金に着目すると、パターン2との差額を計算し、合計25,400円、1レグ当たり6,350円となりました。

ではウルトラ先得を見てみましょう。
往路・復路5レグ分の最安値は、パターン2と同じく42,880円。
中日の4フライト分の最安値を追加で確認すると、次のようになりました。

第2日目:JTA600便 石垣(08:55)→那覇(09:55):6,540円
     RAC875便 那覇(11:05)→久米島(11:40):6,940円
     JTA212便 久米島(14:55)→那覇(15:35):4,440円
     JTA625便 那覇(18:20)→石垣(19:15):6,540円

中日4レグ分の合計は24,460円
したがって、往路・復路5レグ分の合計42,880円と合わせて、合計9レグで67,340円
1レグ当たり7,482円となりました。

DP周遊プラン(1レグ当たり7,367円)の方がウルトラ先得運賃よりも1レグ当たり115円とわずかに安い結果となりました。

以上の結果まとめると、次のようになります。

  • DP周遊プランで乗継便を活用することで、1レグ単価はウルトラ先得と同等まで安くなる
  • 中日についてもウルトラ先得運賃並みでフライト数の追加が可能

料金面のみを考慮すると、ウルトラ先得が利用可能な場合には、わざわざDP周遊プランを選択する必要はないでしょう。
むしろ最安となるフライト条件を探す点においては、ウルトラ先得利用の方が明らかに簡単です。

しかし、ウルトラ先得が利用できない(出発75日前を過ぎた場合、ウルトラ先得分の空席がない場合)フライトが含まれる場合には、DP周遊プランの方が安くなる可能性が高くなります。
次章をご参照ください!

NEXT>>>
4. DP周遊プラン vs. 特便割引:DP周遊プランの圧勝!

「2023年JGC修行におすすめ!JALダイナミックパッケージを活用した格安モデルコースの探し方 | オリジナルホッピングツアー」への1件のフィードバック

  1. いつも年間15〜20回搭乗していましたが、今月から急に思いたって修行スタートする事にしました。

    そしてやたがらすさんの記事を発見しました。とても楽しく読みました!
    面白いです〜

    DPパッケージはPCのHPからの方がわかりやすいですよね😅
    6月までで21回の予約まで管理してますが、これまで往復セイバーだけで予約してました。
    もっと読んでお勉強しますね。
    記事を楽しみにしています。

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