1月は例年JGC修行で大いに盛り上がる一月。しかし2021年JGC修行は新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の影響で、JAL減便など予定が大きく狂ってしまった方も多いことでしょう。
一方で、3先得運賃でお得に予約可能な便が多く設定されています。そこで、どんな路線を使えばお得にFOP修行ができるか検証してみました。
FOP修行の計画に是非ご活用ください!
※2021年、JALでは前例のない大規模な国内線キャンペーンが度々開催されています!
国内線を対象としたタイムセールに、1000 eJALポイント還元キャンペーンなど、JGC修行者にとって見逃せないイベントがいくつもあります。
是非こまめにJALホームページを確認しましょう!
>>>JALおトクなキャンペーン一覧
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1. 路線探しは先得カレンダーを活用しよう
まずJGC修行に利用する路線、修行日を考える上で有益なツールを紹介します。先得カレンダーです!
各路線毎に先得運賃の最安値がどのように設定されているのか、どの日がより安いかを一目で調べることができます。写真は羽田-那覇線の一例。
注意点としては、表示されているものはあくまで最安値で、時刻により割高な設定もあること、実際には表示されている料金に空港施設利用料として数百円加算される場合があること、実際の予約画面では完売となている場合があること、そして特便割引の料金ははんえいされていないことが挙げられます。
したがってあくまで候補探しのツールとして使用した上で、実際には逐一予約画面で検索し、じっくりプランを練ることになります。
それでは次章から具体的な路線の紹介に入っていきましょう!
※本記事で表記する運賃は、2021年1月9日に検索した3月下旬の運賃一例です。
予約時期や空席状況により変動する点はご留意ください。
2. 王道那覇-羽田/伊丹/関空の威力は抜群
まず取り上げるのは羽田-那覇線。FOP修行の代名詞。その理由は積算FOP数の多さとFOP単価の安さです!
3月下旬の先得運賃最安値は次のようになっていました。
往路復路ともに9210円です!
先得運賃で積算されるFOPは1476 FOPで単価は6.2円、FOP1.5倍月であれば2214 FOPで単価は4.2円まで抑えられます!
正真正銘、FOP修行の王道であることがわかります。
那覇線関連では大阪も注目です。
大阪側は伊丹空港と関西空港の2系統。伊丹便はJAL本体、関空便はJTAによる運行です。
最安値はほとんど同じなので、空席状況や気分により使い分けることができます。
上記の例では往路、復路ともに9180円。
FOPは1109 FOPで単価は8.3円、FOP1.5倍月であれば1663 FOPで単価は5.5円。
東京と大阪わずか280マイルの距離ですが、FOP数、単価の開きは大きくなってしまいますね。
しかし特便割引については大阪側の方がお得になる場合もあるので、じっくり比較検討すると良いでしょう。
3. 新千歳-伊丹/関西/中部と広島
次に注目したのは新千歳空港発着路線。調べてみると使えそうな路線が、以外にも3路線ありました!
まずは大阪-新千歳便。那覇線と同様、こちらも伊丹と関空の2系統設定されています。
伊丹→新千歳ではなんと6130円!999 FOPで単価は6.1円、FOP1.5倍月であれば1499 FOPで単価は4.1円にもなります!羽田-那覇よりもはるかに安い!!
ただしこれは相当レアなケースで、たった1日しか見つけられませんでした。
したがって参考としては、新千歳→伊丹の8630円、単価8.6円、1.5倍月では5.8円を目安にした方がよさそうです。
次は新千歳-中部線。積算FOPは921 FOP、1.5倍月では1382 FOPです。
往路は7610円で単価8.3円、1.5倍月では5.5円。
復路は6910円で単価7.5円、1.5倍月では5.0円でした。
上記は3月末の最安値ですが、新千歳-中部線の場合4月ではより安く設定されています。
新千歳発着路線の最後は広島です!
そもそも札幌-広島が就航していたのかという時点で驚きです。JAL便では広島空港からは羽田へ1日数往復、新千歳へは1往復運航しているのみ。
料金は9370円。積算FOPは1124 FOPで単価8.3円、1.5倍月であれば1685 FOPで単価5.6円になります。
この広島線のネックは、運用が広島→新千歳→広島となっている点です。広島で1泊するほかは羽田-広島線を利用するしかないのですが、こちらはコスパ的にあまり優れていません。
ただし時期によっては8000円~の設定もあるので、組み合わせ次第で十分利用可能です。
4. 羽田-鹿児島は利便性抜群
次に挙げるのは羽田-鹿児島線です。
最安値は7990円。902 FOPで単価8.9円、1.5倍月であれば1352 FOPで単価5.9円です。
上述路線に比べるとFOP単価は上がりますが、利便性ではトップレベルです!時刻表を見ればその理由が分かります!
羽田-鹿児島線では最安値設定の便が多く設定され、その他も一定レベルの差額にとどまっています。
那覇線含む他路線では時間により大きく変動することから、それらよりも計画を立てやすく、タッチ用路線としても活用できます。
5. 究極の穴場!深夜の石垣→関空
最後に取り上げるのはこちら!石垣→関空便です!
JTAによる運航で、夜20過ぎに新石垣空港を出発し、関西空港には22時過ぎに到着。そしてその機体は翌日朝、新石垣空港へ戻るという運用。
この石垣→関空側がお得にできる場合があります。下記最安値では11640円。1454 FOPで単価8.0円、1.5倍月では5.3円です。
那覇-伊丹/関空便の最終便は18時頃には出発してしまい、また先得でも強気の値段設定になっていることが多いので、関西拠点の方は石垣経由で帰宅してしまうという選択肢もあるわけです!
ただし、この路線はとても扱いが難しいです。まず石垣→関空はお得なものの、関空→石垣はお高い設定となっています。
上記の例では16140円です。また石垣→関空側に関しても日による変動が大きく、見極めが難しくなっています。
さらに新石垣空港には羽田便も就航していますが、こちらは20000円台と割高です。
したがって那覇-石垣線と合わせての利用が現実的です。那覇-石垣線自体は特段FOP修行向け路線とは言えないので、総合的には要検討が必要です。
6. まとめ
今回取り上げた路線は次の通りです。
- 羽田-那覇
- 羽田-鹿児島
- 伊丹/関空-那覇
- 伊丹/関空-新千歳
- 新千歳-中部
- 新千歳-広島
- 石垣→関空
FOP修行の特性上、どうしても主要空港間の長距離路線で占められました。
過去にご紹介した回数修行向け格安路線とは全然違った顔揃いとなるのもFOP修行の魅力かもしれません。
JGC回数修行向け|格安路線を探せ!シリーズ
羽田-那覇線の威力はやはり凄まじいものです。しかし単に羽田-那覇を往復するだけの修行よりも、いろいろな空港へ足を運ぶ修行の方が確実に楽しさは増すはずです!
なお今回取り上げた路線以外にもFOP修行に使えそうな路線候補を調べましたが、探した限りではいずれも単価が10円を越えてしまいました。
本記事を参考に、是非オリジナルの修行プランを作成していただければ幸いです。
お読みいただきありがとうございました!
大阪拠点の人がこの冬ダイヤの日帰りで最もFOPが稼げる行程は(全く減便がないという前提で)
①8:50伊丹(or8:10関西)→那覇
②12:10那覇(or11:30那覇)→大阪
③14:55伊丹(or14:10関西)→那覇
④18:20那覇→19:25石垣
⑤20:05石垣→22:10関西
かなと思うのですが、いかがでしょうか?もちろんFOP単価は度外視して、ですが…
拠点ごとの日帰りで最多FOPとなる行程をブログで特集して頂ければ面白いんじゃないかと思います。
プニお様、素敵なご提案ありがとうございます。FOP単価は上がってしまいそうですが、大阪-沖縄を2往復できる行程は魅力的ですね!
東京や福岡、札幌など拠点別にFOPを最も稼げるルートを紹介する特集、とても興味深いです。是非参考にさせていただきます!