2019年JGP修行の戦略! ~スカイメイトでマイル荒稼ぎ修行~




皆様ご無沙汰しております。
大学院の研究やら就活やらですっかりブログの更新が進まないやたがらすです(;・∀・)

6月に回数修行でサファイアに達成し無事JGCへの入会を果たしたわけですが、その後JGCプレミアに至るまでの計画は伏せたままでした。というよりも決めかねていたんですね。

というわけで、遅くなりましたがJGC修行のその先、JGP修行の戦略を発表します!

戦略はずばり、

スカイメイトでマイル荒稼ぎ!!

目次
1. JGC修行のおさらい
2. 51~62レグまでの現状とJGC修行の方針
3. JGC × スカイメイトは最強のマイル荒稼ぎツール
4. 目指すは国際線ビジネスクラス特典航空券
5. まとめ



1. JGC修行のおさらい

JGC修行、つまり1レグから50レグまでの戦略は、JALグループ国内線の格安路線を組み合わせ、なるべく安くかつ様々な路線に搭乗することでした。

※実際に利用した路線の詳細については、過去のJGC修行レポをご覧ください。
[JGC修行] サファイア達成! 全50フライトの詳細と総コスト・JGCのその先へ…

JGC修行ではコストを抑える修行計画を立案するために、先得運賃やスカイメイト運賃について様々な路線を比較し、修行モデルプランを作成しました。

この戦略的な修行計画の結果、全18もの空港を巡りながらも、総コスト387320円で、1レグ当たり7746.4円のJGC修行を完遂させたのでした。

2. 51~62レグまでの現状

JGC修行完遂から早3カ月。ブログは半休止状態でしたが、引き続き少しずつレグ数は稼いでおります。

内訳はこんな感じです。

使用した路線は

羽田-伊丹 5レグ
鹿児島→羽田
伊丹→宮崎
宮崎→福岡
福岡→伊丹
伊丹-沖縄 2レグ

上記JALグループ便の他に、キャセイパシフィック航空の成田→香港1レグ分が加わり、合計12レグとなっています。

※キャセイパシフィック便については、さらに香港→バンコク便も1レグ分として追加されるかもしれません。詳細は下記のキャセイ香港デモ騒動の記事もご参考に!
香港デモによるキャセイパシフィック欠航騒動に巻き込まれました!!

JGC修行までの方針とは一転、どこが格安路線なんだ!!!という感じです。

さらにJALグループ便のうち福岡→宮崎、宮崎→福岡の2レグを除いた全て、実はスカイメイト運賃を利用しています。
なぜこうなったのか?理由は大きく2つです。

1つは急な羽田-伊丹の行き来が多くなったこと。
8月頃から就活イベントやらなんやらで、現在住んでいる関西から東京に行く機会が増えました。
東京へ行く予定が前々から確定していれば先得運賃も利用できるのですが、一週間前に予定が入ることもしばしば。さらに直前まで搭乗する時間帯が定まらないことも。

一方で便数の多い羽田-伊丹線では、実はスカイメイト運賃の方が先得運賃や特便割引運賃より安いことがほとんどです。
オフシーズンであれば10,350円で利用できてしまいます。

そこで当日安く購入できるスカイメイト運賃による羽田-伊丹線の乱用が始まったわけです。
現状ではまだ5レグ分ですが、年内だけでもおそらく10レグ分ほど当路線の利用を見込んでいます。

2つめは、今の生活では数週間先のフライトが計画できないためです。
実は62レグまでの間にA350機を含めいくつか先得運賃で購入していた航空券があったのですが、舞い込んでくる急用に邪魔され泣く泣くキャンセルせざるを得ない事態が相次ぎました。
どんなに安くかつ面白い修行プランを計画しても、今の生活ではキャンセルのリスクが高すぎるのです。

以上の理由から、いっそのこと26歳未満の特権、スカイメイト運賃で思い立ったときにパッとどこかに飛ぶような、気軽な修行にしようと方針を立てたのです。

スカイメイト運賃においても、先得運賃を利用した格安修行に適した路線がいくつかあります。

[格安路線を探せ!] 番外編 スカイメイト運賃を徹底検証(1)
[格安路線を探せ!] 番外編 スカイメイト運賃を徹底検証(2)

しかし、せっかく既にJGCを獲得しJGPという更なるプレミアな資格を目指す修行なのだから、JGCのメリットを最大限に生かした修行ができないか…

そこでJGP解脱後を見据えた戦略として、マイル荒稼ぎの戦略をとることを考えました。

3. JGC × スカイメイトは最強のマイル荒稼ぎツール

JGC(特にJGCサファイア)の特典の一つに、マイルアップボーナスがあります。
JALのサファイア会員になると、JALグループ便利用時にフライトマイルの105%もの追加マイルがもらえてしまうのです!


JALマイレージバンク:JMBサファイア

例えば羽田-那覇をスカイメイト運賃で利用した場合、区間マイルが984マイル、積算率が75%なので

・区間マイル:984×0.75=738マイル
・ボーナスマイル:738×1.05=775マイル

となります。さらに、スカイメイト運賃では積算率の残り部分25%が追加でもらえるボーナスがある(ツアープレミアムボーナスのようなものです)ので

・スカイメイトボーナス:984×0.25=246マイル

これら3つを合わせると、一回の搭乗でなんと1759マイルも積算されます!

もちろん先得運賃での搭乗時も同数のマイルが獲得できるため、10000円程度の格安チケットが確保できれば最高です。

一方でスカイメイト運賃は、オフシーズンで18,800円の設定。空港施設料も考慮すれば、1マイルを11円程度で買うようなものでしょうか。

1マイル11円が高いかどうかはひとまず置くとして、一度にこんな莫大なマイルを稼げる機会はなかなかありません。

またJGC回数修行で有名な、かつスカイメイト運賃も安い伊丹-但馬線はどうかというと、合計たったの122マイルしか積算されません。

伊丹-但馬線のスカイメイト運賃は6900円なので、空港施設料を加味してざっと1マイル580円です。

したがってマイルを稼ぐことを目的とするならば、1レグコストが高くともマイル単価に見合った長距離路線を選択すべきという判断になります。

このJGCサファイアのボーナスマイル得点と、当日空席さえあれば”そこそこ安い”値段で利用できるスカイメイト運賃を組み合わせれば、かなり融通の利く効率的なマイル稼ぎ手段になり得ます。

4. 目指すは国際線ビジネスクラス特典航空券

なぜ私はマイル荒稼ぎをしようと思ったのか。

それは2021年3月に、ワンワールド特典航空券で世界一周旅行をしようと企んでいるからです。それもビジネスクラスで!

2021年3月には今の多忙極まりない大学院生活を終え、晴れて社会人になるまでの最後の自由時間を手に入れることでしょう(じゃないと困ります!)。

そして2021年3月末まで、2019年内に獲得したステータスが有効となります。

つまり2021年3月まではこれから取得するJGP資格が維持され、世界中のワンワールド加盟航空会社のファーストクラスラウンジが利用できるわけです!

ならやることはただ一つ!

世界中のファーストクラスラウンジを巡ってみたい!

間違いなくそれは最高最強の卒業旅行となるはずです。

世界一周するならワンワールド特典航空券を発券するのが一番でしょう。

そしてもしできるなら、ビジネスクラスに乗ってみたい!!

恐れ多くもそんな野望を抱いてしまったわけです。

ワンワールド特典航空券に必要なマイル数は次の通り。

世界一周なら総旅程距離20,000マイルぐらいかな?と適当に見積もると、ビジネスクラス特典航空券に必要なマイル数は120,000マイル!

とんでもなく多いマイル数です…

しかし、JGC・JGP修行やその他決済、他社ポイントからの交換と今までの積算具合を考えると、決して夢物語ではないと判断しました。

5.  まとめ

というわけで、JGP修行の戦略は単にJGP達成を目標としたものではありません。

さらにその先、1年以上後のビジネスクラス特典航空券での世界一周を見据えた布石に過ぎないのです!

とはいいつつも、JGP達成までの行程については羽田-伊丹の往復にプラスして長距離路線を中心に何レグか稼ぐような、少しパッとしない修行になることも事実です。

完全放置状態で再開できずにいるJGC修行記の続編とともに、JGP修行の行方を見守っていただければ幸いです!