※JALホッピングツアーは2022年3月をもって販売終了となりました。
一方、代替商品としてJALダイナミックパッケージの周遊プランが設定されており、タイムセール期間に配布される期間限定クーポンを活用することで、オリジナルの格安周遊修行を計画することができます。
こちらの記事で詳しく解説しておりますので、是非ご覧くださいませ!
JGC修行を考えている皆さま、そうでなくても飛行機好きJAL好きのあなた!
JALパックが販売しているJAL公式のホッピングツアーをご存じですか?
何年も前から若干コースを変更しつつも幾度も企画され販売されている、小型プロペラ機によるホッピングツアーです。
1泊2日で最大14フライトも体験できてしまう、一般人には到底理解できない旅行商品となっています。
しかし本記事をお読みになっているJGC修行僧尼の方は、とても気になるツアーではないでしょうか?
実際にこの公式ツアーは簡単かつ比較的安価にフライト数を稼ぐことができ、JAL上級ステータス会員JGCを回数修行(年間50フライト達成する修行)で獲得したい方には是非お勧めしたいものです。
一方で、ツアーに参加するよりも自前で計画・予約したほうが安上がりになるのではと悩む方も少なくないでしょう。
そこで、2021年版ホッピングツアーはJGC回数修行にとって本当にお得なのか、JGC、そしてJGPまで自前のプランで回数修行をした経験も踏まえ、解説します。
目次 1. 2021年10月からのツアーは6通り 2. ホッピングツアー最大のメリットは? 3. ホッピングツアーの注意点| 参加するなら修行前半に組み込もう! 4. 空きがない場合はキャンセル待ちも可能 5. まとめ:参加すべきか迷ったら 沖縄美ら島ホッピングツアーのご紹介(東京/大阪/名古屋/福岡/岡山発)
1. 2021年10月からのツアーは6通り
2021年11月~2022年3月の期間、次の6通りのホッピングツアーが設定されています。基本的に東京羽田または大阪伊丹発着ですが、福岡発も2コース設定されています。
- 1泊2日8フライト(喜界島泊):73,300~129,800円
- 1泊2日8フライト(福岡泊):92,800~167,800
- 1泊2日10フライト(石垣島泊):100,500~166,800円
- 1泊2日12フライト(鹿児島泊):112,800~179,800円
- 1泊2日14フライト(那覇泊):131,800~204,800円
- 2泊3日10フライト(出雲・屋久島泊):107,800~169,800円
※料金は東京発着のもの
それぞれのコース内容を見ていきましょう。
1泊2日8フライト
最もライトな行程。1日平均4フライトと、修行初心者でも気軽に参加できるコースです。
今回の1泊2日8フライトコースは、さらに2つに分かれます。
宿泊場所を、喜界島または福岡のお好きな方を選択可能です。
喜界島泊プランは、今夏世界自然遺産に登録された奄美群島の雄大な自然を、プロペラ機からも存分に体験できるはず!
福岡泊プランは、沖縄の東340kmに位置する北大東・南大東へもひとっとび!
那覇-北大東-南大東-那覇は、三角飛びという面白い運航形態をとっています。
曜日によって飛び方が異なり、
月・金・土・日曜日は那覇→北大東→南大東→那覇
火・水・木曜日は那覇→南大東→北大東→那覇
という形で飛ぶことになります。
修行界隈でも人気高い、本場の大東寿司も空港で販売されています。
大東諸島に飛んだら絶対に欠かせません!
喜界島泊プラン旅程[羽田/伊丹/福岡発]
1日目:羽田/伊丹→福岡→那覇→与論→奄美→喜界島
喜界島で宿泊
2日目:喜界島→奄美→鹿児島→羽田/伊丹/福岡
※福岡発は7フライト
福岡泊プラン旅程[羽田/伊丹発] 1日目:羽田/伊丹→鹿児島→屋久島→福岡 福岡で宿泊 2日目:福岡→那覇→北大東・南大東→那覇→羽田/伊丹
1泊2日10フライト
1泊2日10フライトコースは、南西諸島も薩南諸島も巡ることができる、欲張り島旅コースです。
1日目はわずか3フライトで、早ければ石垣島に13:30には到着できます。
石垣島の綺麗な海や石垣鍾乳洞を探検したり、海の幸を楽しんでもいいでしょう。
寄食が好きな方は、石垣島名物のヤギ汁に挑戦してみてはいかがでしょうか?
ゆとりのある1日目とは一転、7フライトというまさに修行らしい一日となります。
石垣からは早速日本最西端の与那国島へ!
与那国島からは一気に那覇まで戻り、休む暇もなく沖永良部、徳之島、奄美と薩南諸島を次々と北上していきます。本土側の鹿児島と沖縄本島の間には奄美群島というそれはそれは海の美しい素晴らしい島々が乱立しています。
この沖縄本島から沖永良部、徳之島、奄美大島と連続的に運航するルートは「奄美群島アイランドホッピングルート」としてJAL及びJACが注力している路線でもあり、島々の交通を支えるとともに、旅行者にとっても便利で魅力的な空の交通網となっています。
そんな魅力あふれる「奄美群島アイランドホッピングルート」も体験できてしまうのが、この1泊2日10フライトです!
旅程[羽田/伊丹発]
1日目:羽田/伊丹→福岡→那覇→石垣
石垣で宿泊
2日目:石垣→与那国→那覇→沖永良部→徳之島→奄美→鹿児島→羽田/伊丹
1泊2日12フライト
こちらのプランでは、上述の奄美群島アイランドホッピングルート」にプラスして種子島に寄り道。
そして2日目にはJGC修行の聖地として名高い但馬空港にも立ち寄ります!
但馬空港は兵庫県の北部にある地方空港で、伊丹空港から1日2往復就航しています。
伊丹空港も敷地内に大阪府・兵庫県の協会があるので、実質的に兵庫県の県内路線と言えるでしょう。
そして伊丹-但馬線は、乗客の半分は修行僧じゃないかというぐらい、JGC回数修行の挑戦者が集結する路線でもあります。
但馬なくしてJGC修行は語れません!このツアーに参加すれば、貴方も立派なJGC修行僧です!
旅程[羽田/伊丹/福岡発]
1日目:羽田/伊丹/福岡→那覇→沖永良部→徳之島→奄美→鹿児島
鹿児島で宿泊
2日目:鹿児島→種子島→鹿児島→伊丹→但馬→伊丹→羽田/福岡
※伊丹/福岡発は11フライト
1泊2日14フライト
全ツアーで最も過酷!まさに修行にふさわしい怒涛の14レグです!
1日目は沖縄の離島をホッピング。はるばる那覇へ飛び、南大東・北大東3角飛びをこなしてもまだまだ終わりません。もう一押し、那覇から久米島タッチです!
そして2日目は宮古島タッチをすませてから、奄美群島アイランドホッピングルート」で那覇から鹿児島まで北上。これを修行と言わずして何が修行でしょうか!
そんな過酷な14フライトプランですが、実は那覇には早くて19時には到着可能。
那覇空港から中心部の県庁前や国際通りへはゆいレールで30分もかかりません。
オリオンビールを片手に、ゆっくりと沖縄グルメを堪能できることでしょう。
一気にレグ数を稼ぎたい、なるべく多くの島々に足を運んでみたい、そして過酷なJGC修行を体験したいというチャレンジャーに特におすすめです!
旅程[羽田/伊丹発]
1日目:羽田/伊丹→福岡→那覇→北大東・南大東→那覇→久米島→那覇
那覇で宿泊
2日目:那覇→宮古島→那覇→沖永良部→徳之島→奄美→鹿児島→羽田/伊丹
2泊3日10フライト
唯一の2泊3日コース最大の見どころは、山陰地方の出雲、そして隠岐が組み込まれている点です!
前回4月-10月プランに(おそらく)初めて隠岐が組み込まれたのですが、これが好評だったのでしょうか。またしてもホッピングツアーに組み込まれました!
また旅程にも余裕があるため、1日目は出雲で半日観光可能。出雲大社にJGC修行成就祈願しに参りましょう。
2日目も屋久島で半日近くの時間があります。屋久島の雄大な自然を体感できるといいですね。
効率よくフライト数を稼ぎたいけど、しっかり観光もしたいという方にお勧めです。
旅程[羽田/伊丹] 1日目:羽田/伊丹→出雲 出雲で宿泊 2日目:出雲→隠岐→出雲→福岡→屋久島 屋久島で宿泊 3日目:屋久島→鹿児島→与論→那覇→羽田/伊丹
いかがでしょうか?
各プランには、そのコースでしか訪れることのできない空港が組み込まれ、かつ宿泊地もバラバラ。
さらに鹿児島離島を中心としたコース、沖縄離島と中心としたコースと、全く違くエリアを押さえたプランが用意されています。
1度ホッピングツアーに参加したけどまた参加したいというリピート需要をキャッチし、また何度も参加したいというJGC修行界隈のニーズもしっかり押さえている、素晴らしいラインアップなのです!
JALホームページリンク>>>
跳び飛びの旅 小型プロペラ機でホッピング 2・3日間
2. ホッピングツアー最大のメリットは?
ここでJGC回数修行におけるホッピングツアーのメリットについて考えてみましょう。いくつか挙げてみると…
- 数レグ分の予約が一度にできてラク
- 細かいフライト計画で悩む手間が減る
- 当日の行程表が手元に残る
- 出発1週間前まで予約可能
などでしょうか。
この中でも特に最後は重要です!
もしも自前で格安のJAL航空券を手配するとなると、75日以上前に予約が必要なウルトラ先得運賃などを狙うことになります。
特に2019年まで年2回開催されていた先得運賃の一斉予約制度が廃止され、330日前から購入可能かつ予約から3日以内に購入しなければならなくなり、先得運賃でのフライト計画や予約購入がより困難になっています。
したがって出発一週間前という先得運賃レベルの運賃ではない時期でも、比較的安価かつ複数レグ獲得できる、ホッピングツアーの威力がより高まりました。
3. ホッピングツアーの注意点|参加するなら修行前半に組み込もう!
さてホッピングツアーの参加にあたり、見逃しがちな注意点を一つお知らせしておきましょう。マイル積算率です!
デメリットというわけではありませんが、もしJGC修行にホッピングツアーに組み込むのであれば、なるべく全50フライト中前半30フライト、すなわちJMBクリスタルを達成する前に組み込むことをお勧めします!
理由はJMBクリスタルの特典の一つ、フライトボーナスマイルにあります。
JMBクリスタルになると、JAL便に搭乗した際に貯まる通常のフライトマイルに加え、フライトマイルの55%がボーナスとして追加加算されます。
例えばツア―内にもある羽田-那覇線を先得運賃で搭乗した場合、
羽田-那覇の区間マイルは984マイル
先得運賃のフライト積算率は区間マイルの75%
となり、フライトマイルは738マイルとなります。
そしてクリスタル会員であればこの55%、すなわち406マイルが追加加算されます。とってもお得ですね!
しかし!!!今回のホッピングツアーを含むツアー商品ではフライトマイルの積算率が区間マイルの50%となります。
したがって同じく羽田-那覇の場合、積算されるフライトマイルは492マイル。ここまではクリスタル会員であろうが一般JMB会員であろうが変わりません。
しかしクリスタル会員の場合、追加のボーナスマイルは271マイルとなり、先得運賃の場合より135マイル少なくなります!
たかが135マイル、されど135マイル。
ツアー全体の総フライトマイルを考慮するとさらにその機会損失は拡大します。
ほかにもせっかくクリスタル会員の特典でもホッピングツアーで訪れる離島空港では使えないものもあります。
クリスタル資格の有無でツアーの魅力が変化することはありませんので、できるのであれば前半に組み込みたいところです。
4. 空きがない場合はキャンセル待ちも可能
JAL公式ホッピングツアーはとても人気の高い商品。そのため予約が殺到し、希望の出発日の空きがないということもしばしばあるようです。
しかしご安心ください!JALパックでは予約の取消し待ちが可能です。
取消し待ちの受付は出発14日前まで。
出発8日前までに運よく空きが回ってくれば、無事ホッピングツアーに参加することができます。
また通常出発20日前以降はキャンセルに際し取消料がかかりますが、取消し待ちに関しては予約・購入まで取消料は必要ありません。
5. まとめ:参加すべきか迷ったら
JGC修行に挑戦するけどホッピングツアーに参加するべきかどうか迷ってしまう!
そんなときは、あなたが修行でどんな体験をしたいか考えてみてください。
色々な場所に行ってみたい。
たくさん絶景を見てみたい。
全国のグルメ巡りをしたい。
日本の端から端まで制覇したい。
色々な種類の機体に乗ってみたい。
とにかく安く楽に解脱!
価値観は人によって全く異なりますし、正解も不正解もありません。
しかし一度じっくり考えて、自然と参加したいと思ったのならば、必ずやホッピングツアーは最高の思い出となることでしょう。
また参加しなくとも、ホッピングツアーではこんな場所に行けるのかとツアー案内を眺めるだけでもきっと楽しめるはずです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
JALホームページリンク>>>
跳び飛びの旅 小型プロペラ機でホッピング 2・3日間
沖縄美ら島ホッピングツアーのご紹介(東京/大阪/名古屋/福岡/岡山発)
2021年1月からアイランドホッピングツアーの姉妹版ができました!
沖縄美ら島ホッピングです!!
このツアーの威力はすさまじく、1泊2日8フライトツアーから2泊3日13フライトツアーまで、全7種類もの豪華ラインアップになっています!!
通常の航空券では高価な北大東・南大東へのツアーもあれば、与那国島にも足を運ぶべる、まさに離島尽くしの旅が堪能できます。
さらに、本記事メインで紹介したホッピングツアーは出発地は東京羽田・大阪伊丹・福岡のみでしたが、この美ら島ホッピングは名古屋・福岡・岡山・関空発も設定されています!
2022年11月現在、2022年3月25日発分まで販売されています。
2022年に回数修行予定の方は、是非沖縄美ら島ホッピングもご検討ください!
初めまして、やたがらすさん。
私はシンと申します。
私は2018年に回数修行で50回でJGCを達成しました。
達成した以降も飛行機に乗る機会がありその年は最終的にはJGPまで行きました。
私はアイランドホッピングツアーよりも自分で予約した方が良いと思います。
何故かというとちょっと高い気がするからです。
私が行った工程は朝8時発の琉球エアーコミューターで南西諸島を廻るというものです。
これだと1日最大12回乗ることが出来ます。
私はこれを3回行いました。
但し、朝8時から夜8時過ぎ頃まで乗らなくてはなりませんが。
ルートは
那覇→宮古→多良間→宮古→石垣→与那国
→石垣→宮古→多良間→宮古→石垣→宮古
→那覇
というルートです。
同一機材なので乗り遅れる心配がありません。
最終日は最後の石垣から那覇から羽田というルートで帰って来ました。
初めまして、やたがらすさん。
私はシンと申します。
私は2018年に回数修行で50回でJGCを達成しました。
達成した以降も飛行機に乗る機会がありその年は最終的にはJGPまで行きました。
私はアイランドホッピングツアーよりも自分で予約した方が良いと思います。
何故かというとちょっと高い気がするからです。
私が行った工程は朝8時発の琉球エアーコミューターで南西諸島を廻るというものです。
これだと1日最大12回乗ることが出来ます。
私はこれを3回行いました。
但し、朝8時から夜8時過ぎ頃まで乗らなくてはなりませんが。
ルートは
那覇→宮古→多良間→宮古→石垣→与那国
→石垣→宮古→多良間→宮古→石垣→宮古
→那覇
というルートです。
同一機材なので乗り遅れる心配がありません。
最終日は最後の石垣から那覇から羽田というルートで帰って来ました。