JGC修行第1弾、国際線仕様機で行く東京・中部4レグ修行編をお読みいただきありがとうございました!
本編では全4レグ分の搭乗記と名古屋観光、成田空港でのお話しなど全10記事にわたって執筆しました。
本記事はそのまとめとして修行の行程のおさらいと、各記事のリンクを簡単な説明とともにまとめています。
その上で実際に修行してみてわかった見どころポイントや改善点、修行後に判明した面白い情報などについて書き連ねていきます。
皆様も是非、適宜本編を参照しつつ、まとめ記事を楽しんでいただければと思います。
・行程をおさらい
今回の修行は結果として次のような、朝羽田を出発し夜羽田に戻ってくる行程となりました。
羽田国際空港[08:15発]
↓
↓JAL201便(国際線仕様ボーイング737-800)
↓
中部国際空港[09:15着](乗り継ぎ5時間35分)
↓
↓名古屋鉄道線特急
↓
神宮前駅
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熱田神宮
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あつた蓬莱軒
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神宮前駅
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↓名古屋鉄道ミュースカイ
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中部国際空港[14:50発]
散策&プレミアムラウンジ訪問
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↓JAL3084便(国内線仕様ボーイング737-800)
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成田国際空港[16:00着、18:30発](乗り継ぎ2時間30分)
成田空港散策
↓
↓JAL3087便(国際線仕様ボーイング767-300ER)
↓
中部国際空港[19:50着、20:25発](乗り継ぎ55分)
↓
↓JAL208便(国際線仕様ボーイング737-800)
↓
羽田国際空港[21:25着]
・記事リンク集
ここからは各記事の内容について簡単に触れていきます。
各記事のサムネイル画像に記事URLをリンクしているので、画像をクリックすると各記事に移動できます。
まず概要説明編で東京・中部4レグ修行の計画をざっと説明。
本編(1)は1レグ目、羽田→中部の搭乗レビュー。
飛行機から東京都心や富士山、日本アルプスの絶景を眺めることができたあっという間の1時間のフライトでした。
本編(2)ではセントレアから名古屋市内へのアクセス路線である名鉄を紹介。
往路は追加料金のかからない特急、復路は特別料金のかかるミュースカイに乗車しました。
名鉄線で向かったのは名古屋駅のちょっと手前、神宮前駅。
本編(3)では1900年の歴史を誇る熱田神宮に参拝。
参拝後、名古屋の高級グルメひつまぶしの発祥といわれる「あつた蓬莱軒」でひつまぶしを堪能。
本編(5)ではセントレアを散策し、たくさんの見どころを発見しました。
本編(6)ではセントレアのカードラウンジを訪問。
本編(7)は2レグ目、中部→成田の搭乗レビュー。
この修行で唯一の国内線仕様機材。
特に成田空港着陸前の、成田地域独特の地形が見どころでした。
本編(8)では成田空港第2ターミナル内を散策。
当然ながら、外国人向けや海外旅行者向けのラインアップが豊富でした。
本編(9)は3レグ目、成田→セントレア。
この便も国際線仕様機ですがこちらは快適な”JAL SKY WIDER”。
本編(10)では再びやってきたセントレアでの乗り継ぎと、4レグ目中部→羽田で利用した”ざんねん”国際線仕様機のレビューでした。
・この修行の見どころ
第一に言及すべきはやはり、今回利用した東京-中部路線が国内単純利用を想定したものではなく、国際線との乗り継ぎを前提として運航されていることでしょう。
その証拠にどの便も他国内線と比較し明らかに外国人利用者の比率が高く、10社近くの提携会社とコードシェアしていました。
4レグ中3レグで国際線仕様機が利用されているのも、国際線の間合い利用という側面があるからなのでしょう。
修行前はこれらの便は本当に利用者がいるのかと半信半疑だったのですが、満席近い便もあるほど需要のある戦略路線であると気づけたことも、修行を通じて面白いと感じた発見です。
しかし上記のグローバル的特徴よりも魅力的に感じた見どころは、1レグ目の羽田→中部便でした。
本編記事を参照していただければわかりますが、離陸直後から東京のお台場やディズニーランドを眺めながら上昇し、旋回して都心部上空を周遊。
その後ほぼ真横に富士山を見て、かすみがかった幻想的な日本アルプスの山々を眺めることができました。
天気に恵まれた冬の早朝だからこそ味わえた絶景でしたが、ここまで日本風景の魅力を凝縮したフライトが他にあるのでしょうか。
修行をせずとも是非この羽田→中部便には搭乗してみることを強くおすすめします。
もう一つ、修行中にTwitterのあるフォロワーさんから興味深いことを教えていただきました。
1レグ目の羽田→中部と4レグ目の中部→羽田はどちらも”ざんねん”国際線仕様機のボーイング737-800でしたが、実は全く同一機体が使われていたようです。
実はこの機体は1日に
羽田→中部→台北→中部→羽田
というルートで運航されているらしいのです。
まさかこちらが名古屋で遊んだり成田に行ったりしている間に、はるばる台湾まで行って戻ってきたというから驚きです。
あいにく機体番号は控えていなかったので証拠写真はありませんが、もし同じような修行をする際には機体番号を確認してみると一層楽しめるでしょう。
・この修行の注意点
やはりこの修行の特徴である国際線仕様機が、同時に欠点・注意点の温床でもあります。
国際線仕様機では機内wi-fiが利用できません。
そのため空の上でネットは当然使えず、フライトマップやスカイカメラなど通常の国内線で楽しめるサービスがほとんど利用できません。
事前に本や動画など暇つぶし策を講じていなければ、外の景色を見続けるか機内誌とにらめっこし続けるといったことしかなくなるわけです。
また”ざんねん”国際線仕様機ではドリンクサービスがありません。
予めペットボトルなどで用意していないと、機内でのどが渇いたときに地獄を味わいます。
次にこの修行では、空港内をひたすら歩くことになります。
1レグ目の羽田では搭乗口のある北ウィングの端っこまで歩くことになり、セントレアでも機体から到着口までひたすら歩きます。
成田に至っては保安検査場から搭乗口まで10分もかかると案内されているほ長大な通路を進んでいくことになりました。
空港内の移動だけでも4km近くは歩いたのではないかというぐらい、歩きまわりました。
相当足が疲れるので、この修行をする際には覚悟してください(笑)
・1レグあたり費用は?
今回のフライトは全てウルトラ先得で購入し、料金は次の通りです。
レグ数 | 便名 | 路線 | 運賃種別 | 価格 |
1 | JAL201 | 羽田[08:15]→中部[09:15] | ウルトラ先得 | 6500 |
2 | JAL3084 | 中部[14;50]→成田[16:00] | ウルトラ先得 | 6650 |
3 | JAL3087 | 成田[18:30]→中部[19:50] | ウルトラ先得 | 6500 |
4 | JAL208 | 中部[20:25]→羽田[21:25] | ウルトラ先得 | 6650 |
合計26,300円、1レグあたり6,575円でした
羽田からの日帰り修行であることを考えればかなりコストパフォーマンスに優れた修行になったかなと思います。
ただ名古屋観光などでお金を使いやすいプランでもありますが(笑)
・今回やり残したこと
実は今回の修行で、2つほどやり残したことがありました。
1つ目は、成田空港周辺の観光。
当初の予定では成田空港乗り継ぎ2時間半を利用して、成田山や空港外の名所を巡ろうと考えていました。
しかし名古屋や空港で歩きまわったためか空港を出る気力がなくなってしまい断念。
2つ目は、3レグ目の成田→中部に関連することです。
本編でもふれましたがこの機体のビジネスクラスは”JAL SKY SUITEⅡ”というフルフラットになる豪華なタイプ。
このビジネスクラスは国内線ではクラスJ扱いで販売されているので、わずか1000円で利用できます。
そこで本当は是非当日アップグレードでフルフラットビジネスを体験したかったのですが、アップグレードならず。
上記2つを除いても十分楽しい修行であったことに間違いありません。
しかしできることなら成田観光もしたいしフルフラットビジネスクラスも体験したい。
というわけで…
[続編]東京-中部修行
を決行しました!
こちらの方でやり残した内容をきちんと記事にしていく予定です。
しかし記事投稿はまだ先のお話。
時系列順に他JGC修行記をはさんでからとなりますが、続編もお楽しみに!