名古屋・小牧空港だけの魅力!フィンガーコンコースとは?FDAの拠点・日本航空産業の中心を紹介!

みなさん、中部・名古屋地区の空港と聞かれたらどこを思い浮かべますか?
9割の方は、中部国際空港、通称セントレアと答えるでしょう!

セントレアは日本有数の拠点空港、国際線もバンバン離発着するとても大規模な空港です。

しかしセントレアが開港する前、中部地方の中枢を担っていた空港はどこかご存じですか?答えは名古屋飛行場(県営名古屋空港)、通称小牧空港です!

そして今、その空港はフジドリームエアラインズ(FDA)の拠点空港として活躍すると同時に、日本航空産業の中心地として、極めて独特かつ魅力的な特徴を兼ね備えています。

雲行きは怪しくなってしまいましたが、あの三菱スペースジェットの試験飛行も、ここ小牧空港で行われています

今回は、そんな名古屋・小牧空港の魅力をご紹介します!

目次
1. 名古屋飛行場とは?
2. かつては国際線もバンバン飛んでいた!
3. 独特な構造!名物のフィンガーコンコースとは?
4. 館内面白撮影スポット!巨大きしめんも?!
5. あいち航空ミュージアム
6. まとめ

※本記事はFDA乗り放題パスで行く1泊2日旅行記の関連記事です。これら記事も是非お楽しみください!

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1. 名古屋飛行場とは?

名古屋飛行場は、名古屋市の中心部から約15km 北にある空港です。空港施設の通称は県営名古屋空港、また小牧空港とも呼ばれます。

航空会社の案内では、セントレア(中部国際空港)と区別するために、名古屋(小牧)と表記されたりしていますね。本記事では以下小牧空港と記します。

ちなみにIATA空港コードも元々は名古屋らしくNGOでしたが、現在はセントレアに譲り、小牧空港はNKMとなっています。

今でこそ中京圏の空港といえばセントレアの存在感が圧倒的に大きいですが、セントレア開港まではここ小牧空港が中京圏の玄関口。後述のように、国際線が就航していた時期もあったんです!

そんな小牧空港、主要路線がセントレアに移管してしまった現在は、他空港では見られないような独特な魅力があふれる空港となりました。

小牧空港を発着する航空会社は、フジドリームエアラインズ(FDA)のみ。

フジドリームエアラインズは地域航空会社で、地方空港間の輸送が主体です。機材もリージョナルジェットというやや小さめのものを使って運航されています。

しかし小牧空港からの就航地は意外と多いんです!

2021年現在、小牧空港からは青森、いわて花巻、山形新潟出雲高知福岡熊本の8空港にも飛んでいます。また赤字で示した路線は、JALとのコードシェアも設定されています。JALページ便名で予約した場合はマイル・FOP積算対象となり、JGC修行にも利用できます。

2. かつては国際線もバンバン飛んでいた!

かつては中京圏の中心だった小牧空港。
全国各地を結ぶ国内線はもちろん、国際線も就航していた時期がありました。

例えばJALは北京、上海、香港、ソウル、シンガポールなどアジア各コクの他、ロンドンやパリ、さらにはニューヨーク経由でブラジルのサンパウロまで行く便もありました。

ANAもサイパンとホノルル便を運航。

海外からは、大韓航空やキャセイ、アエロフロート・ロシア、エールフランス、ルフトハンザ、カンタス、デルタなどなど、それはそれは多くの航空会社が小牧の地に降り立っていたようです。

Wikipediaより

当時の小牧空港の活躍の様子は、空港ターミナル3階で味わうことができます。

展望デッキに向かう途中に小牧空港の歴史を紹介したコーナーがあり、その中にかつて就航していた国際線の情報もありました。

是非小牧空港に訪れる際にはご覧ください!

3. 独特な構造!小牧空港にしかないフィンガーコンコースとは?

小牧空港は、ほかの空港にはない独特の構造があります。

フロアマップ1階の右上部分をごらんください。

駐機場と、それに続く通路がありますね。しかし、なんか違和感がありませんか?

よく見るとボーディング・ブリッジがありません。羽田など他空港のフロアマップを見るとイメージしやすいと思いますが、細長く突き出た構造物があるはずです。

もっというと、なぜ搭乗までの通路が1階にあるのでしょうか???

ボーディングブリッジならば2階以上にあるはずですよね?

これが小牧空港独特の構造、フィンガーコンコースと呼ばれるものです。

とりあえず実物を見ていきましょう。しかし、敢えて飛行機で小牧に到着し、これからターミナルビル方面に進む方向から見ていきましょう。

楽しい空の旅を終え、名古屋小牧空港に到着しました。

駐機してボーディングブリッジがやってくるのかと思いきや、違います。

パッセンジャーステップ(タラップ)がやってきました!

小牧空港では必ずタラップでの乗降となり、地上を降りてからはなんと徒歩でターミナルビルに向かうことになります。

タラップでの乗降は羽田や伊丹のバス搭乗でも使われていますし、徒歩でターミナルに向かう手法は離島などの小規模な空港、もうちょっと大きくて札幌丘珠空港でも体験できます。

しかしタラップ+徒歩という方式、かつ小牧のようなそこそこの規模がある空港であることを考えるとなかなか珍しいのではないでしょうか。

そしてこれだけではありません。
タラップで降りた後ターミナルの方を見ると、謎の構造物が!

 ターミナルビルまで屋根付きの細長い構造物が続いています。異様に存在感が大きい!
これが国内初の、屋根付き専 用通路「フィンガーコンコース」です。

またターミナルビル手前では専用車両が通行する道路を横断する点もポイント。

 道路側に遮断棒が設置されているのも面白いですね。
屋上展望デッキから見ると、このフィンガーコンコースの特徴がよくわかります。

 フィンガーコンコースの途中からも2本の通路が分岐し、それぞれ機体近くまで伸びている様子もわかりますね。
では次はターミナル側から搭乗するまでの視点でみていきましょう。

こちらは保安検査場を通過し、待合室にいるところ。待合室も1階にあります。

搭乗案内のパネルにも注目!

 朝の小牧からは、短い時で10分間隔と頻繁に飛行機が出発していきます。
行先の混乱を避けるため、どの目的地に向かう飛行機がどの位置にあるのか、視覚的に理解できるデザインで工夫されていました。

このとき私はCゲート、花巻行きに搭乗したので、フィンガーコンコース入って右手に進むことになりました。

通路を進み、案内に沿ってCゲートに進んでいきます。

こんな感じの不思議な体験、が小牧ならではの魅力に間違いありません!

4. 館内面白撮影スポット!巨大きしめんも?!

もう一つ小牧の面白スポットを紹介しましょう。
ターミナルビル1階には、やたら目を引くフォトスポットがあります。

なごやめしと書いてありますね。ご存じの通り、ひつまぶしに味噌カツなど名古屋にはおいしい名物が多数あります。

さて何があるのかな??

これは!味噌煮込みうどんですね!!
この写真なかなか大きめで、あたかもうどんの上に立っているのような写真が撮れそうです。
たしかにインスタ映え(?)しそう…。

なお小牧空港内の食堂では、味噌煮込みうどんを味わうことが可能です。
今回私はきしめんを食べましたがね。

5. あいち航空ミュージアム

小牧空港で時間があるならば、是非あいち航空ミュージアムに立ち寄ってみてください!
空港ターミナルから徒歩で簡単に訪問できます。

愛知県を中心とする中部地方は、自動車など工業が盛んな地域。航空機部品も例外ではなく、中部地方では実に全国の航空機部品の5割以上を生産する、国内最大の航空産業地なのです。

ここあいち航空ミュージアムでは、航空機産業の歴史や航空機の仕組みが詳しく紹介されています。

また管内にはYS-11など戦後の国産飛行機の展示も。飛行機好き必見です!

6. まとめ

かつて中部地方最大の拠点空港として活躍した名古屋小牧空港。その立場をセントレアに譲ったものの、現在においても地域航空網の拠点として活躍し、その独特さが多くの人を魅了してくれます。
FDAでご旅行の際は、是非じっくりと小牧空港の魅力も堪能してみてください!

さて、次回はFDA乗り放題の旅本編に戻りまして、第2日目、小牧→花巻→小牧→高知→神戸の旅行記をお届けします。お楽しみに!

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