成田空港にあるJAL国内線サクララウンジ。ここは菓子パンの提供やシャワールームサービスがあるなど、国内線サクララウンジの中でひときわ豪華なラウンジとして知られてました。
しかしコロナ渦で全国各地の航空便が欠航となる中、特に国際線からの乗り継ぎ需要を拾っていたJALの成田発着国内線は壊滅的で、長いこと全便が運休、サクララウンジも閉鎖されていました。
そんな中、2021年2月には週2便が復活し、成田空港JAL国内線サクララウンジも営業が再開。2021年2月上旬、成田→中部線に搭乗するためサクララウンジを訪れたところ、なんと利用者は私一人のみ!!
サービス内容もコロナ前とは変わってしまった点もあったことから、徹底的にラウンジの様子をレポートしてきました。
現在の成田空港国内線サクララウンジの様子を是非ご覧ください!
※2019年11月に訪問時の記事はこちら↓↓(ラウンジの内容はほんの少しだけ)
JGP修行ラストフライトはJAL国内線ビジネスクラス! SKY SUITE 成田→伊丹
目次
1. 成田発JAL国内線は週2便のみ!
2. 営業時間と利用資格
3. ラウンジ内は縮小営業中
4. 飲み物・食事
5. シャワールームは営業中!
6. JALオリジナルマスクホルダー配布中!
7. おわりに
1. 成田発JAL国内線は週2便のみ!
もともとJAL国内線の本数が少ない成田空港ですが、コロナ前は1日6往復発着していました。
- 成田-名古屋 2往復
- 成田-伊丹 2往復
- 成田-新千歳 1往復
- 成田-福岡 1往復
しかしコロナでの需要減、特に海外からの乗り継ぎ需要がほとんど消滅したことで、長らく全便欠航となっていました。
ところが2021年2月から、次の週2往復のみ運行が再開されました!
- 毎週金曜日 JAL3009便 成田(18:25)→伊丹(19:55)
- 毎週土曜日 JAL3006便 伊丹(14:00)→成田(16:00)
- 毎週土曜日 JAL3876便 成田(18:30)→中部(19:50)
- 毎週日曜日 JAL3082便 中部(08:20)→成田(09:30)
今回私が搭乗したのは、土曜日のみ運行のJAL3876便 成田(18:30)→中部(19:50)でした。
2. 営業時間と利用資格
本来の営業時間は、7:30~10:00・13:30~最終便出発までとなっていました。
しかし2021年2月時点で、成田空港JAL国内線サクララウンジの営業時間は、15:00-18:30のわずか3時間30分です!
夕方18時半の出発便しかないので、それはそうだよねという感じ。
他の空港のサクララウンジは早朝から夜まで営業しているからといって、早すぎる到着は控えておきましょう。
サクララウンジの利用資格は、他の国内線サクララウンジの利用資格と同様です。
JAL国内線ファーストクラス利用者JAL国際線ファーストクラス/ビジネスクラス利用者- JMBダイヤモンド、JGCプレミア、JMBサファイア、JALグローバルクラブ会員
- JMBクリスタル会員(ラウンジクーポン利用)
- ワンワールドエリートステータス「エメラルド」、「サファイア」
しかし、成田空港発着のJAL国内線にはファーストクラスの設定はなく、また現在国際線からの乗り継ぎ利用も不可能です。
したがって、実際にはステータス保持者のみが利用できます。
3. ラウンジ内は縮小営業中
成田空港JAL国内線サクララウンジは、便数の少なさの割には広々とし、座席数も100席と多いことが特徴です。
しかし現在は一部エリアを閉鎖し、縮小して営業しています。
閉鎖エリアには、やや奥まった場所に少数の座席が設置されています。
ラウンジ内が混雑しているときも、ここなら静かに過ごせる隠れ家的な場所です。
また広いビバレッジコーナーもありました。
ここでは、サクララウンジとしては珍しく菓子パン類があり、DPラウンジ並の豪華サービスが提供されていたのでした。
しかし縮小されてはいるものの、利用者もほとんどいない(私の時に至っては貸切)ので、十分広々と快適に過ごすことができます。
窓側カウンターには充電器が設置されています。
ワイヤレス充電対応です!
コンセントに差さっていない状態で置かれているので、忘れず差してから利用しましょう。
成田空港の国内線サクララウンジは、広めの喫煙ルームがあるのも特徴です。
立派な着火装置も用意されています!
他にラウンジには、ちょっとしたクロークや
コート類をかけるハンガーも用意されています。
4. 飲み物・食事
ラウンジ名物のビールサーバーは、残念ながら停止中。
その代わり、冷蔵庫内にキンキンに冷えた缶ビールが用意されています!
ラインアップもビールサーバー時代と同じかな?
冷蔵庫内にはビールグラスもあるので、しっかりとフライト前の一杯を楽しめます。
しかし、ソフトドリンク類に関しては、残念ながらお茶とオレンジジュース、炭酸水のみと物足りない感。
特に珈琲の提供がないのはショックです。
とはいっても、炭酸水はなんだか趣のあるかんじ。
ビールグラスに注ぐだけでプレミア感が出てこれはこれで良いかもしれません。
成田空港国内線サクララウンジの名物、菓子パンも残念ながら提供中止。
亀田製菓のスナック菓子が置いてあるのみです。
- 米つぶやき
- うめしそ柿の種
- もろこしちっぷす
- こつぶあげ
5. シャワールームは営業中!
成田空港国内線サクララウンジには、シャワールームが3つも設置されています。
このシャワールームは、なんとこの状況でも利用できるとのことでした!
今回私は特段使う必要性があったわけではなく、わざわざブログネタのために使用後清掃してもらうのも気が引けたので、遠慮しました。
しかし受付スタッフの方にお願いして、ちょっとだけ見学させていただきました!
こんな感じのしっかりしたシャワールームです。
フライト前にシャワーを浴びてリフレッシュできるなんて最高ですね!
6. JALオリジナルマスクホルダー配布中!
ラウンジでは、マスクケースのサービスもありました!
ただし案内プレートは食事カウンターにひっそりと置いてあったので、つい見逃してしまいそうです。
受付スタッフの方にお願いして一枚いただきました。
鮮やかな赤、素敵なデザインです!
中は「抗菌印刷」仕様。これでwith マスクのラウンジタイムもより快適に過ごすことができそうです。
7. おわりに
コロナ前に比べ飲み物・食事サービスが縮小されてしまってはいるものの、とても快適な空間が提供されていました。
そもそもたった週2回、1日1便、それもラウンジ利用者が一人いるかどうかという状況の中、開放してくれているなんて本当にありがたいことです。
いつかコロナの流行が落ち着き、海外からの乗り継ぎ需要が回復し、再び活気あるサクララウンジに戻ることを願っています。