佐賀インターナショナルバルーンフェスタをご存じでしょうか?
毎年11月初め頃に佐賀県で開催される、熱気球競技大会及びそれに関連したお祭りです。
2019年は第40回記念大会であり、10月31日~11月4日までの5日間にかけて開催されました。
参考:公式ホームページリンク
2019佐賀インターナショナルバルーンフェスタ
予定では競技は5日間計10回開催となっていますが、天候や風向き等で度々中止になるようです。
今回私が訪れたのは、大会四日目、11月2日午後の競技飛行です。
会場すぐ近くにJR長崎本線が走っています。
周りにはとくに何もない河川敷ですが、大会期間中バルーンさが駅が臨時オープンしています。
佐賀駅から普通列車で2駅、約5分です。
博多駅からも約1時間程度の近さなので、新幹線や福岡空港からのアクセスも簡単でとても便利。
なお私は上記会場図内に示した赤枠内しか移動しませんでしたが、十分熱気球を楽しむことができました。
博多駅発着でJR九州が「佐賀バルーンフリーきっぷ」という、往復特急自由席も利用できる切符を使用。博多発着は2520円です。
博多駅からバルーンさが駅までは特急ハウステンボス・みどり号でおおよそ一時間程度。
簡易的な作りの駅に、溢れんばかりの人人人!!!
花火大会のような人混みなので覚悟していったほうがいいです!
観客席もあるにはあるようですがこの有様。
会場内には屋台も山ほど出店し、文字通りお祭り騒ぎです。
さてこの日の午後の競技の開催可否は、14:30からの会議で判断されたようです。14:45になって開催が決定し、15:30開始となりました。
直前になるまで決まらないんですね。要注意です。
さてここからいよいよ気球をご覧いただきます!
気球を膨らませている瞬間です!
目の前数十mとわりと近いところで見ることができました。
見た目だけでなく肌でもガスバーナーの強烈な熱を感じたほどの火力です。
気球が燃えてしまわないか心配になります。
強力なガスバーナーのおかげで瞬く間に気球は膨らみ、次々に空へ飛び立っていきました。
観覧席の方々も空を見上げて大興奮のご様子。
競技も始まり、気づけば大空には無数の気球が浮かんでいました。
あいにくの曇り空でしたが、それでも圧巻の景色。
快晴であればますます息をのむ美しさだったことでしょう。
近くを流れる嘉瀬川の水面に映る姿がまた素敵です。
地上付近は風はほとんどない穏やかな状態でした。
しかし上空は高度により風向きが様々らしく、気球は高度を自在に変えることで飛びたい方向への気流をつかみ、東西南北への移動をするようです。
この気球は低空の風を捉えたみたいですね。
おかげで迫力ある水鏡写真が撮れました。
会場すぐそばを走る長崎本線は元々本数が多く、さらにバルーンフェスタに伴い臨時列車も運航されています。
そのため気球と列車を同時に撮影することも簡単にできます。
また私は時間の都合上日中の競技時間帯のみの訪問となりましたが、夕方から気球の夜間係留があり、ライトアップされた気球がとてつもなく綺麗だとのことです。
夜間係留も見学される方は、佐賀県あるいは福岡市周辺での宿泊を前提に考慮したほうが良いかと思います。
年に1度、日本とは思えない最高の絶景を味わえる佐賀インターナショナルバルーンフェスタ。
今回の訪問でも十分満足でしたが、今度は快晴なときに、そして夜間係留も含め再度楽しみにいきたいと思いました。
そして今回よりももっとインスタ映えな写真を撮りに行くぞ!!!笑
是非皆様も、非日常の景色を楽しみに行かれてはどうでしょうか?