JAL特典航空券で行く福岡日帰り旅行(2) 羽田→北九州、小倉駅名物かしわうどん




前回記事では、無事羽田発北九州空港行き便のクラスJを確保し、意気揚々と機内へ乗り込むところまでお話ししました。

今回はフライトの様子と、北九州空港に到着しJR小倉駅へと向かう様子をご紹介します。

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・JAL371便 羽田→北九州
出発時間ぎりぎりまで空席待ちをしていたこともあり、搭乗は最後から数人といった状況。

座席についてからほどなくCAさんがドアモードの切り替えなど出発準備を始めました。

1列目の座席なのでCAさんたちの会話がよく聞こえ、後方席では味わえない楽しみでした。

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クラスJでかつ一番前の席なので足元が広いです!

しかし前に座席がない分足元がもろに露出し気になってしまうので、真っ赤なブランケットを借りることにしました。

ところでこの先頭席ですが、滑走路走行中ものすごく揺れを感じます!

車輪がちょうど真下あたりにでもあるのでしょうか?

後方座席では信じられないような上下方向の揺れがとくに酷かったと記憶しています。

そして離陸。

通路側座席なので残念ながら離陸する瞬間の外の風景は写せませんでした。

離陸して約20分後飲み物サービスが始まりましたが、CAさんが飲み物の種類を聞くときに、

「やたがらす様、本日はご搭乗ありがとうございます。」

なんとわざわざ名前を呼んでくださいました!

今までクラスJは何度も体験したことがありましたが、名前を呼ばれたのは初めてです。

1列目の特権なのでしょうか?

特典航空券で実質タダ乗りの身分にも関わらず少々申し訳ない感じです。

しかしこのような素晴らしい心遣いが、多くのJALファンを生み出す大きな要因となっていることは間違いありません。

さて飲み物ですが、空港ラウンジでカフェイン摂取できなかったのでコーヒーを頼むことにしました。

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長野県下伊那郡、簡単に言えば南アルプス上空で朝の優雅なコーヒータイムです。

ちなみにこの位置情報付きの写真は、JAL国内線wifiアプリから機内wifiに接続し、アプリ内のスカイカメラという機能を利用することで撮影できます。

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コーヒを飲み終わったところでCAさんがやってきて、もう一杯どうかということなので今度はJAL特製のスカイタイムをいただきました。

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このスカイタイム、程よい酸味が朝の眠気覚ましにもなり、朝のJAL便でよく頼むようにしています。

CAさんから2杯目を勧めてくれるのも前方座席の特権かもしれません。

朝6時台と早いため途中うとうとするなどしていたら、いつの間にか瀬戸内海付近に。

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目的地北九州も目と鼻の先です。

ここで隣の席の方が離席されたので、その間に瀬戸内海の島々を撮影することができました。

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そして機体は徐々に高度を下げ、あっという間に北九州空港へ。

到着し飛行機のドアが開いたのは8:08、出発してからわずか1時間40分ほどで九州まで来てしまいました。

ところで小倉駅まで途中路線バスで朽網(くさみ)というJR日豊本線の駅を経由することを機内で決定しました。

その路線バスの北九州空港発時刻が次の通り。

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元々の空港到着予定時刻が8:05でしたので、08:41のバスに乗ろうと思っていました。

しかし運よく座っている席は1C席。

急げば08:12発に間に合うのでは??

ということでドアオープンとともに早歩きで機体から降り、振り返らずに到着ロビーを抜けバスターミナルへと向かいました。

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北九州空港は綺麗ですが規模は小さいです。

そのためなんとわずか2分でバス乗り場に到着し、無事乗り込むことができました。

小さめの空港は出発時はお店も少なくなんとなく寂しい気もしますが、到着時にはかなり便利なのかもしれません。

なお今回乗車するのは西鉄バス。

Suicaなど交通系ICカードが利用でき、券売機で切符を購入する必要がない点も利便性が高いと言えます。

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この後同じく羽田から乗ってきたと思われる5人ほどを乗せ、バスは出発。

5分も滞在しなかった北九州空港に別れを告げます。

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ぽつんと立っている管制塔がなんだか可愛らしい。

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空港すぐそばに東横インがありました。

北九州空港は海上空港なので、本土まで橋を渡っていきます。

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バスに揺られること15分、朽網駅に到着です。

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駅には朽網駅空港口という表記があり、北九州空港アクセスの玄関口をうたっているようです。

しかし空港アクセス駅として利用している人はそう多くはなく、大半は小倉駅から直接バスで向かうのではないでしょうか。

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駅自体に空港要素はない普通の駅で、特急は130km/h近くの爆速で通過してしまいます。

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たまたま日豊本線の特急ソニックが通過していきましたが、目の前をものすごい速さで通り過ぎていき純粋に怖かったですね。

朽網駅から小倉駅までは普通列車で20~25分です。

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やってきた列車は小倉駅の先、門司港駅まで行く電車でした。

ノープランで北九州までやってきましたが、この行先を見て門司港とさらにその先関門海峡まで行ってみようかという気になりました。

しかし実はまだ朝食を食べておらず、何か食べていきたいところ。

そこで一旦小倉駅で下車し、小倉駅名物のかしわうどんを食べていくことにしました。

ここでwikipediaよりかしわうどんについての説明を拝借。

‟福岡県を中心とした九州北部では定番の、鶏肉の出汁に鶏肉のそぼろ(西日本では鶏肉をかしわと呼ぶ)を散らしたもの。特に駅弁のかしわめしで有名なJR九州小倉駅から折尾駅、博多駅を経て鳥栖駅にかけての駅立ち食いうどん店では、かしわがトッピングされているものが標準的(つまり「かしわうどん」が、かけうどんのような立場である)。”

福岡のグルメに博多ラーメンがありますが、それと同様に地元で愛されている麺料理がかしわうどんです。

そして特に小倉駅では全ての在来線ホームとコンコースなどにかしわうどんの立ち食いうどん店があるといいます。

小倉駅に到着し、いざかしわうどんへ!

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土曜日の朝9時ですが、賑わいを見せています。

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トレーに入っている大量の茶色いものがいわゆる”かしわ”という鶏肉のそぼろです。

そして来ましたかしわうどん!

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かしわとネギが大量にのった豪華な一杯ですが、これでたったの390円!

うどんの麺はやや柔らかめのやさしい噛みごたえで、かしわの甘い味付けがよく絡んで絶品そのものでした。

また11月中旬でしたが少し肌寒く、あったかいうどんが全身に染みわたっていきました。

冬場に食べると一層美味しくなることでしょう。

・次回予告
かしわうどんを味わった後、門司港へ向かいます。

門司港観光は後回し、まずはその先へ。

門司港駅からは門司港レトロ観光列車トロッコ「潮風号」に乗り、関門海峡を目指します。