[格安路線を探せ!] 那覇発 全路線の先得運賃を徹底比較!(4)

今回は那覇発の先得運賃を徹底比較します!

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国内有数の観光地で人気の高い沖縄。

那覇空港からはさらにJALグループの琉球エアコミューター(RAC)を中心に、沖縄の様々な離島へと就航しています。

そして路線距離が短くかつ便数が多い路線も複数あり、回数修行としてもよく利用される空港でもあります。

毎度おなじみですが、注意事項です。

1. 出発日は1/16㈬と1/20㈰で比較
 同一路線でも日によって運賃が異なる場合があるため、料金順も月や日によって異なります。
 ここでは平日の代表として1/16㈬、休日の代表として㈰を選択しました。


3. あくまで出発日最安の先特運賃
 念のため強調しておきます。同一日でも時間帯により料金が大きく変動する便もあり、一覧の料金はその日最安の運賃でしかありません。全ての便に当てはまる料金ではないことを理解してください。 

それでは那覇発の先得運賃最安値一覧です!

那覇発先得運賃最安値一覧
行先1/16㈬行先1/20㈰
1久米島39001久米島4200
2宮古47002宮古4700
3石垣51003石垣5400
4中部73004中部7300
5関西79005関西7900
6羽田85006羽田8500
7伊丹86007伊丹8600
8与論87008与論8900
9福岡90009福岡9000
10沖永良部1140010沖永良部11600
11小松1300011小松13000
12岡山1300012岡山13000
13奄美大島1390013奄美大島14100
14与那国1710014与那国17100
15南大東2560015北大東25600
16北大東2560016南大東25600

最も安いのは那覇-久米島線。
なんと平日3,900円!! 休日でも4,200円と圧倒的な安さです。
こんな破格な値段で本当に採算取れるのでしょうか…。
しかもこの路線、便数が非常に多いことも特徴です。

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なんと往復7便も運航されています!
もちろん一日で全て乗ることはできませんが、最大で4往復できるスケジュールとなっております。
回数修行ではかなりの有力路線といえるでしょう。

那覇-久米島線の後には宮古線、石垣線が続きます。
前者は4,700円と前回ご紹介した福岡-宮崎線の4,900円よりも安くなっています。


 福岡-宮崎線の参考記事

→[格安路線を探せ!] 福岡発 全路線の先得運賃を徹底比較!(3)

後者は平日5,100円、休日5,400円とこちらもかなりお得です。

以上3路線はいずれも沖縄本島と離島を結ぶ路線ですが、路線群は様相が一変します。

次に安いのは那覇-中部線で7,300円。
次いで那覇-関西線が7,900円。
意外にも路線距離の長い路線がランクインしてきました!
それも両空港とも国内線の就航路線数は少ない空港です。
おそらく国際線との乗り継ぎを考慮した路線であり、海外から来日して沖縄へと誘導するために安く抑えられているのでしょう。

他にも料金は別として、小松や岡山など一見意外とも思える空港とも路線で結ばれているところが面白いです。

ところで表中の南大東、北大東に注目してください。
両路線とも25,600円と際立っていますが、実は先特運賃が設定されていません。 南大東島、北大東島はともに大東諸島に属する島であり、沖縄本島から東に約340 kmも離れた場所にあります。

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この島へは沖縄本島からRACを利用するか、夜行フェリーを利用するしか手段がありません。
しかも島周辺の太平洋は非常に波が荒く、フェリーは多々欠航してしまうそうです。

したがって大東諸島への確実なアクセスは事実上空路しかなく、そのため先得運賃が設定されていないのかもしれません。

あまりにも高額で回数修行には不向きですが、是非訪れてみたい土地ではあります。

以上、まとめますと

那覇-久米島・宮古・石垣の3路線が断トツで安い!

単純往復もよし、複数の離島路線でアイランドホッピングをするもよし!

関空やセントレアが使える場合は那覇への移動も安い!

沖縄は遠いですが、はるばる訪れて修行するだけの価値が確実にあります!

そして美しい島々や南の海を眺めながら修行をする…なんて贅沢なことでしょうか。

以上、那覇発の先得運賃比較でした!