沖縄の離島をめぐってみたい!そして最果ての地を目指したい!
そう思ったことはありませんか?
沖縄の東端は大東諸島、南端かつ日本の有人島最南端である波照間島、日本最西端の与那国島は、旅行好きなら一度は憧れる、まさに沖縄にある日本の果てといえるでしょう!
これら離島へは飛行機あるいはフェリーを乗り継いで訪れることになりますが、そのうち大東諸島と与那国島へはJALグループの航空会社・琉球エアコミューター(RAC)が就航し、実は意外と簡単にアクセスできてしまいます。
さらには1泊2日あるいは2泊3日でいくつもの離島を巡る、アイランドホッピングツアーに参加すれば、より安く効率的に日本の果てを目指すこともできてしまうわけです!
[2022年JGC修行] 進化したJAL公式ホッピングツアーが凄い! 過去最高級の魅力に迫ります!|JALホッピング2022
しかし、せっかく訪れるならじっくり島の風景や文化を楽しみたい!波照間にも行ってみたい!
というわけで、ツアーではなくオリジナルプランで離島ホッピングを計画・実施してきました!
目次 1. 旅の全行程 2. 株主優待と特典航空券利用でなるべくコスパの良いFOP単価へ 3. フライトはわずか5分!国内最短路線に搭乗|北大東-南大東 4. 日本最南端の有人島・波照間島へ 5. 日本最西端・与那国島へ 6. おわりに
なお本記事は2泊3日の離島ホッピングの概要をざっと述べるにとどめておきます。
南北大東、波照間島、与那国島それぞれに関する、より詳細な旅行記も後日投稿予定です!
1. 旅の全行程
今回の旅は、大阪発着2泊3日の行程です。1日目に大東諸島をホッピングした後、石垣島に向かい、石垣島を拠点に波照間島、与那国島へ足を運びました。
- 1日目:大阪伊丹→那覇→北大東→南大東→那覇→石垣
- 2日目:石垣→波照間→石垣
- 3日目:石垣→与那国→石垣→関空
便名 | 出発 | 到着 | 時刻 | 運賃種別 | 座席クラス | FOP | |
1日目 | JAL2087 | 伊丹 | 那覇 | 0850-1110 | 先得 | 普通 | 1663 |
RAC847 | 那覇 | 北大東 | 1310-1410 | 特典 | 普通 | – | |
RAC836 | 北大東 | 南大東 | 1440-1500 | 株主 | 普通 | 409 | |
RAC868 | 南大東 | 那覇 | 1530-1640 | 特典 | 普通 | – | |
JTA621 | 那覇 | 石垣 | 1740-1840 | 特便 | 普通 | 956 | |
2日目 | 高速船 | 石垣港 | 波照間 | 0800-0900 | |||
高速船 | 波照間 | 石垣港 | 1620-1720 | ||||
3日目 | RAC741 | 石垣 | 与那国 | 1005-1040 | 株主 | 普通 | 535 |
RAC746 | 与那国 | 石垣 | 1850-1920 | 株主 | 普通 | 535 | |
JTA086 | 石垣 | 関西 | 2005-2210 | 先得 | クラスJ | 2180 |
JALグループ便には全8回も搭乗しました!さらに大阪-沖縄間の往復以外は短距離路線が中心となり、FOP修行であるにもかかわらず、あたかも回数修行のような行程となりました。
2. 株主優待と特典航空券利用でなるべくコスパの良いFOP単価へ
前章の行程表の運賃素別をご覧ください。「株主」や「特典」の表記がありますが、それぞれ株主優待券、navi特典航空券を利用しました。これらが今回の旅のポイントです。
今回の沖縄離島ホッピングは、決してFOP修行向けではありません!
短距離路線が多く、また那覇-北大東/南大東の運賃が非常に高額なためです。
したがってなるべくFOP修行に適した形にするために、株主優待と特典を活用することにしました。
北大東-南大東、石垣-与那国は株主優待を使うべし!
株主優待料金は、株主優待券を利用することで普通運賃の半額で航空券を予約・購入することができます。
株主優待券は街中の金券ショップでも購入することが可能。時期により金額が大きく変動しますが、私が購入した際には1枚1300円または1400円でした。
この株主優待料金で注目すべきは、FOPボーナスが400FOP加算される点です!普通運賃や往復割引・特便割引などと同様です。
そこで、短距離路線がゆえFOP単価の低い北大東-南大東、石垣-与那国で最も安い料金と、株主優待券購入代金を含む株主優待料金で、どちらのFOP単価が低いかを比較した結果、株主優待料金を利用するべきとの結論に至りました。
区間 | 運賃種別 | 運賃 | フライトマイル | FOP | FOP単価 |
北大東-南大東 | 往復割引 | 5600 | 8 | 416 | 13.5 |
株主優待 | 4350 | 6 | 412 | 10.6 | |
石垣-与那国 | 往復割引 | 7550 | 80 | 560 | 13.5 |
株主優待 | 6150 | 60 | 520 | 11.8 | |
那覇-北大東/南大東 | 往復割引 | 16770 | 225 | 850 | 19.7 |
株主優待 | 13170 | 169 | 738 | 17.8 |
株主優待がよりお得とはいうものの、FOP単価は10円を超えます。また上記とは別に、株主優待券の購入代金を考慮すると、さらに単価は上がることになります。
那覇-北大東/南大東は特典航空券で逃げるが勝ち
結論から言います。那覇-北大東/南大東は特典航空券を使いましょう。どんなに工夫してもFOP単価は最悪です!
最安の往復割引ですら片道16770円、株主優待も13170円です。FOP単価もそれぞれ19.7円、17.8円と、FOP修行には使いたくない単価です。
一方でこんなに高い路線であっても、特典航空券なら大丈夫。特にNavi特典航空券ならわずか3000マイル。したがってFOP修行ということは一旦忘れ、特典航空券でただ南北大東を目指す旅にしたのでした。