修行開始早々国際線機材で東京の街並みと富士山、そして日本アルプスの絶景を楽しむことができた1レグ目
。
2レグ目まで5時間半の自由時間があるため、セントレアに乗り入れている名古屋鉄道空港線で名古屋市内へと向かいました。
今回は名鉄空港線に乗った記録となります。
セントレアの到着口から名鉄中部国際空港駅は連絡橋でつながっており、外に出ることなく簡単にアクセスできます。
中部国際空港駅は、道路を挟んで空港ターミナルビルの反対側、立派な高架駅です。
連絡橋の窓から駅舎と空港ビルの外観がよく見えます。
空港ビルもガラス張りの近代的で洒落乙なデザインです。
管制塔もやたら豪華なデザインに見えます。
セントレアは2005年開港とかなり新しいことも、他の空港とも全然違った印象を感じさせる一因でしょう。
駅の自動改札口ですが、よく見てみてください!
なんとなくどの改札の幅が広いことに気付いたでしょうか?
国際線利用でスーツケースなど大荷物の乗客でも使いやすく配慮されています。
名鉄はSuicaなど全国の交通系ICカードが利用できる点も便利で嬉しいところです。
中部国際空港駅はホームが3つあります。
そのうち1番線が全席指定の空港アクセス列車「ミュースカイ」専用ホームです。
その他の列車は2番線、3番線から発車します。
また片側が行き止まりの頭端式ホームですが、ガラス張りに囲まれているのがまたカッコいいんです!
この番線からは次はどういう列車が出発するも大画面で案内されています。
さてまずは名鉄名古屋駅の2つ手前、神宮前駅まで特急で行くことにしました。
名鉄の特急は基本運賃のみ、特別車両を利用する場合のみミュースカイと同じ座席指定料金360円がかかります。
ホームもガラス張りで、実質屋内にいるような感じです。
なおホームドアではなく、自動ドアに近づけば開くので自由に線路近く、”屋外エリア”に出ることができます。
なんでこんな手のこんだつくりにしたのか謎ですが、ホーム全体が大きめな待合室とでも思っておくことにしましょう
おとなりはりんくうタウン駅。
名鉄線の普通列車です。
初めて利用するので派手な列車だなという印象。
京急と気が合いそうですね。
1番線には名鉄空港線の看板列車ミュースカイも入線してきました。
ミュースカイには復路で乗車します。
こちらがまず往路に乗車する、特別車両付き(無料)特急列車!
特別車の顔はミュースカイと似た感じですね。
私は普通席の方に乗り込みました。
座席は嬉しい2+1の転換クロスシートです!
…と言いたいところですが、車両の半分だけで残り半分はロングシート。
なんでこんなややこしいつくりにしたんだ!!!
セミクロスシートの方が間違いなく快適なので、乗車位置に注意して列車到着と同時に勝ち取るしかありません。
車両のセントレア側がクロスシートとなっていました。
ところでこの特急列車はセントレアへのアクセスだけでなく、常滑などから名古屋市内へのアクセス列車としての役割も担っているようです。
セントレア9:47発という時間のせいかセントレア発車時点ではだいぶ空席もあり快適そのもの。
しかし次の停車駅常滑からどっと人が乗り込んできて、座席は全て埋まってしまいました。
セントレアは始発だからいいですが、名古屋市内からセントレアへ向かう際は座れる保証はなさそうです…。
途中沿線沿いに熱田航空機工場なんてものがありました!
約30分乗車し、神宮前駅に到着。
ここ神宮前駅は名古屋随一の観光名所、熱田神宮の最寄り駅です!
改札を出ると熱田神宮への案内がでかでかとされており、迷うことはまずないでしょう(笑)
名鉄神宮前駅はちょっと昭和風な立派な駅舎です。
さてこの後熱田神宮を参拝し名古屋名物の”高級グルメ”を堪能しましたが、記事構成の都合上本記事では引き続き復路に乗車すた「ミュースカイ」をご紹介します。
ミュースカイ乗車には乗車券の他に「ミューチケット」が必要です。
切符券売機で購入。ICカードのチャージで購入可能です。
料金は利用区間に関わらず一律360円。
神宮前からセントレアまでは途中駅なし、わずか約20分で着きます!
こんなに早くて快適でたった360円はかなりお得だと感じます。
車内は東海道新幹線と似たような雰囲気です。
足元も広々、もちろんリクライニング機能つきです。
シートは2+2列。
時間のせいもあるのか車内はかなり空いていてゆったりできました。
しかし某wikiによると名鉄空港線及びミュースカイは当初の予想を大きく超える利用者数を獲得しており、美優―スカイも車両を増備し、繁忙期は通常期の4両編成を2つつなげて8両編成で運行することもあるそうです。
ミュースカイは快適なだけでなくスピードも速く、途中駅をかっとばしていく様子をモニターで楽しむことができます。
117km/hもかっとばしてくれちゃっています!
首都圏のノロノロ列車になれてしまっている身としてはかなり楽しいです!
神宮前からの20分という短い乗車はあっという間で、気が付いたら海を渡り、セントレアのある人工島目前まで来ていました。
再び無駄にカッコいいセントレアに到着です!
今回名鉄空港線を利用してみて、セントレアは交通面でかなり便利な環境にあると実感しました。
なお統計上ではセントレア利用者の約4割はこの名鉄空港線を利用しているようです。
一方で名古屋駅とセントレアを結ぶリムジンバスは業績不振で廃止されており、残りの多くは自家用車利用。
東海地方は土地柄クルマ利用が多いとされているので、名鉄空港線はかなり健闘していると言えるのだそうです。
名古屋市内まで往復1時間。
セントレアに訪れた際には気軽に利用できそうです。