前回は福岡空港にやって来てもつ鍋を食べました。
いよいよ羽田へ向けて夜のフライト開始です!
空港内のお土産ショップを徘徊するなどして時間を潰した後、保安検査場へ。
これまで福岡空港は何度か利用したことがありますがいつ来ても混んでいます。
利用者数に対して保安検査場が足りてないのでしょうか。
羽田や伊丹と違い、JALとANAで分かれていないことも混雑する原因かもしれません。
いずれにしよ非ステータス者にはつらいものです。
行先も羽田、成田、伊丹、小牧、中部、宮崎、那覇と多岐に渡ります。
そしてJALやANAのほか、ピーチやジェットスターなどLCCも就航しているのが特徴です。
福岡市内からすぐ近く、就航路線も豊富。
改めて利便性の良すぎる空港だと実感させられます。
さていよいよフライト開始です。
20:00発JAL330便、最終の21:00発332便の一つ前の便です。
こんな遅い時間なのにまだ最終便ではないというのも驚きです。
夜8時に福岡を出てその日中に東京に行けるなんて、普通想像もつきません。
搭乗機はBoeing777-300。
クラスJと普通席の2クラス制で、総数500席もある大型機です。
満席とは言わないまでも9割ほどの搭乗率で出発しました。
カラフルな滑走路の誘導灯。
夜の出発では外の景色はよく見えませんが、夜ならではの光の景色も良いものです。
しかし窓で光が反射してしまうため写真の撮影には向かず…。
以後画像が荒かったり反射しておりますのでご了承ください。
夜のフライトでは離陸時に証明が消え、機内は薄暗く幻想的な青色の光に照らされます。
ところで何故夜の離着陸時には機内を暗くするかご存じでしょうか?
これは万一緊急脱出が必要となった場合に備えてのことだそうです。
以下ざっくりした説明ですが、ヒトの眼は明るさの変化への応答に時間を要し
暗→明への応答を明順応
明→暗への応答を暗順応
といいます。
明順応は比較的早く反応できるため、暗い場所から明るい場所へ移ってもすぐ物が見えるようになります。
一方で暗順応は時間を要し、明るい場所から暗い場所へと移ると、きちんと物が見えるようになるまでに20~30分ほど要します。
したがってもし機内を明るいままにしてしまうと、緊急脱出時に暗い外で周りが見えづらくなり、避難に支障がでてしまうので暗くしておくのだそうです。
話を戻しますが、当機は無事離陸し、早速福岡市街の夜景を見ることができました。
ちなみに今回座席は進行方向左の窓側でした。
福岡→羽田便は本州のすぐ南かかすめるあたりを飛んでいたようで、フライト中いろいろな街の夜景を眺めることができました。
次の写真は奈良県五條市上空と吉野郡上空で撮影したもの。
手前や中央は奈良県橿原市や奈良市内、遠くは大阪や京都の夜景なのでしょうか。
昼間ならもっと位置関係がわかるかもしれませんが、街の明かりが見えるだけでも十分な見ごたえです。
ところで写真内のフライト情報や位置情報は、JAL国内線機内wifiアプリのスカイカメラという機能を使用しています。
JAL機内でwifiに接続し、JAL国内製機内wifiアプリを起動しインターネットに接続します。
接続後アプリのトップ画面に戻ると次のような画面になり、スカイカメラを選択すると情報入りの写真が撮影できます。
他にも詳細は割愛しますが、フライトマップではおよその現在地を地図上で確認でき、スタンプ帳では日付と出発空港、到着空港が記されたスタンプをアプリ内に記録することができます。
ちょっとした暇つぶしに利用できる楽しい機能です。
三重県伊勢市上空。
JALマークの上にある人工島はもしやセントレア?
夜景を見たりアプリをいじっていたらあっという間に着陸間近となりました。
西日本側から羽田空港に着陸する際、ほとんどは千葉県側からぐるっとまわって東京湾を横断するように着陸します。
写真は千葉県富津市上空から。
降下しながら東京湾を横断へ。
東京国際空港に着陸しました!
ピントがボケてしまっていますが、第一ターミナルの特徴的な赤い文字が無事羽田に戻ってきた証です。
時刻は21:30。福岡からたった1時間半と考えるとやっぱり飛行機は早いですね。
これにて朝6:20発の北九州便から始まった日帰り旅行も終了です!
弾丸日帰りながら密度の濃い旅行だったなと、到着口へと向かいながら今日一日の出来事を振り返っていました。
羽田空港からは東京モノレールで都心に向かったのですが、土曜日だったので休日限定の「モノレール&山手線内割引きっぷ」を利用しました。
これで本編は終了です。
全8回と長くなり、また途中更新もまばらとなってしまったため時系列などわかりにくい部分もあったかもしれません。
そこで各記事のリンク集とこの日帰り旅行のまとめ、そしてもし特典航空券を利用していなかったらどのように北九州地区への旅行を計画していたか等について、もう1記事だけ執筆する予定です。
もう少しだけお付き合いください(・∀・)