今回はJAL101便、羽田6:30発伊丹行きの搭乗機第3回目です。
いよいよ機体に乗り込み出発します!
6:30
飛行機の出発時間となり、やたがらすも座席に座りシートベルトをきつく締めました。
後ろから数えて何番目という後方座席のK席、すなわち進行方向右側の席です。
今回搭乗している機体はBoeing 777-200。飛行機の代名詞と言っても過言ではない機体です。
定員375人、うちファーストクラス14席、クラスJ82席という規模です。
さすがドル箱路線。6:30という早朝でほぼ満席にしてしまうのだから驚きです。
国際線から乗り継ぎの方なのか、横にも前後にも外国の方が座られており、囲まれた感じになりました(笑)
国際色豊かなフライトとなりそうです。
さて出発時刻は過ぎたのですが、まだ搭乗が終わっていないようです。
前方通路では人がごった返しており、全員が着席するにはまだまだ時間がかかりそうです。
そんなこんなで6:45分頃、やっと飛行機が動き出しました。
旅客ターミナルに別れを告げ、滑走路へと進んでいきます。
なかなか順調な走りです。
羽田空港は本当に広い。長らく走行している気がするのになかなか滑走路にたどり着きません。
機体は揺れながらただひたすら進んでいきます。
しかしそろそろ離陸しないかなーと思っていたところで急停止!
なんということでしょう。
離陸待ちの飛行機で渋滞が発生しております。
写真には4機前方に写っていますが、実際にはもっと並んでいました。
こんな朝早くからどこに行くんだ…という感じ。
朝の空港は混む説を実感したところです。
一機一機離陸するのを待つために飛行機は停止。その間に着陸機がいくつも視界をかすめていきました。
おそらく国際線なのでしょう。長旅お疲れ様です!
ひたすら待ち続け、やった我々JAL101便の離陸の番がやってきました!
このとき既に7:00。なんと出発予定時刻から30分も経過しております。
伊丹到着予定時刻は7:30。まさか30分で着くことはないだろうと思い、大幅延着を覚悟した瞬間でした。
シートベルト着用サインが鳴り、機体はエンジン音を響かせながら滑走路を爆走し始めました。
そしてついに離陸!
眼下に東京湾の景色が広がったと思うとすぐ右に急旋回。
羽田空港から東側に離陸しましたが、180度回転しました。
川崎の京浜工業地帯?を眺めながら機体は大きく傾きまわっています。
東京湾に浮かぶ大型貨物船もありんこ並の小ささです。
皆さま、写真右下に写っているもの、何かわかりますか?
つい1, 2分前に離陸した羽田空港でございます!
いざ離陸しようという飛行機の姿も見えます!
離陸した空港を上空から眺められるなんて面白いですよね。
飛行機は南西へと舵をとり、神奈川県の先、相模湾上空へ。
いわゆる湘南の海の上を進んでいくわけです。
空から見ると相模湾沿岸はとても綺麗な直線を描いています。
撮り損ねましたが江の島も見ることができました。
ところでこのとき、やたがらすは頭を窓すれすれに近づけて前方の景色を凝視していました。
神奈川県を過ぎれば、あれが現れるからです。
見えました!富士山です!
びっくりするぐらいくっきりと見えました!
頂上の火口から中腹部まで綺麗な円錐形の姿がものすごく印象的です。
山の中腹あたりでしょうか?
富士山の周りを囲むように広がる雲が山の威厳を際立てます。
雲が一面に広がるのでなく手前の視界が開け、ふもとに平野の広がる様子が見えるのもまた美しい。
これほど絶景と言える富士山を見たのは初めてかもしれません。
富士山が真横を過ぎ、ついに見えなくなるまでずっと見とれていました。
JGC修業でもこのような美しい富士山が眺められることを期待しています。
ちなみに富士山を通過しているあたりで機長さんの放送があり、富士山が美しいですよ的なことを言っていたような気がしなくもありません。
さて富士山を後にしたところで、CAさんの放送。
「当機はまもなく降下を始め、あと5分ほどでシートベルト着用サインが点灯します。」
はやい!!!
実はやたがらすはこれまでの人生で羽田-九州線の利用が断トツで多く、まだフライトは序盤のように思っていました。
まさに不意を突かれた感じです。
しかしひとつ気になることが。
まだ飲み物が来ておりません!
大型機の普通席、しかも後方の座席だったため飲み物の提供が後回しになっていることは想像していましたが、いまだCAさんがやって来る気配はありません。
JAL特製のスカイタイムでリフレッシュしようと思っていたのに、飲めなかったら悔しい!
一人そわそわしながら早く来ないか待ち続けました。
やっときましたスカイタイム!!
待ちくたびれていたので受け取ってすぐ飲んでしまいました。
写真撮るのも忘れて。
なので飲みかけの写真です(ごめんなさい)。
ほっとしたのもつかの間、シートベルト着用サインが点灯。
CAさんが慌ただしく紙コップの回収をしており、やたがらすも一気に飲み干して渡しました。
まさに怒涛のドリンクサービスです。CAさんありがとうございました。
飛行機はいつの間に関西上空に来ていたのでしょうか。
あっという間に高度を下げ…
大阪の街が眼下に広がってきました。
やたら建物が近い気がします。
突然たくさんの線路がV字に現れました。
おそらく機体は大阪駅真上あたりを通過しているのでしょう。
写真右がJR京都線(東海道線)、左が阪急電車の線路と思われます。
奥には淀川も見えますね。
そしてついに、伊丹空港着陸!!
このとき時刻は、なんと7:40!!
羽田を離陸したのが7:00でしたから、飛行時間はわずか40分です。
大阪ってこんなにも近いんですね!
東京から大阪まで新幹線で2時間半、これでも早いのに、飛行機はその遥か上をいっております。
改めて飛行機の偉大さを身に染みて実感しました。
とういうわけで無事伊丹空港に到着したのですが、
申し訳ありません、伊丹空港の写真ほとんど撮っておりません
現在伊丹空港は大規模リニューアル中でして、あまりの綺麗さに衝撃を受けすぎて写真撮るのを忘れてしまったのです…
昨年秋に訪れたときは搭乗口付近など工事の真っ最中で、とにかく狭い印象しかなかったのです。
それが今回、一面が明るく開放的な空間となっていました。
搭乗口の写真が一枚だけありました(笑)
黒のスタイリッシュな座席に加え、木製の丸テーブルをカラフルでかわいらしい椅子が囲んでいます。
そしてまたびっくりしたのが荷物受け取りの場所(?)です。
国際線でよく見かける、真ん中から荷物がにゅっと出てきて回っているベルトコンベヤーにボトッと落ちるあれです!(語彙力…)
国内線ではあまり見かけないので、国内線なのに海外へ行ったような気分が味わえるような気がします(?)。
そしてトイレもピカピカでした。
洗面台には草が生えています。
長くなりましたが、これでJAL101便の搭乗記は終わりです。
せっかくリニューアル中だったのにこれしか写真を用意しておらず、これ以上伊丹空港をご紹介できないのが残念です。
伊丹空港へ訪れる機会がありましたら、是非じっくりと新しく変わりつつあるターミナルを堪能してみてください!