2019年6月9日、羽田空港整備工場JALメンテナンスセンター1ビルで開催された、JALマイレージ王決定戦 最終決戦に参加してきました!
WEB上で行われた予選では実に7000人ものJMB会員が参加し、その中から勝ち残りかつ人数の都合上生じた抽選をくぐり受けた60人のうち、54人が全国から参加していました。
最終決戦の行程や内容はJALサイト上は当然ながら、参加者にも当日その場に行ってみないとわかりませんでした。
そこで本記事では記念すべき第一回JALマイレージ王決定戦最終決戦がどのようなものだったのか、一参加者の目線からお伝えします!
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[本日6月9日開催] JALマイレージ王決定戦、いざ挑戦してきます!
目次 1. 最終決戦スケジュール 2. 最終決戦は40分間全30問 3. ファイナリストラウンジで一休み 4. JAL工場見学 5. トップ3による頂上決戦 6. お土産(参加賞) 7. 最後に
1. 最終決戦スケジュール
会場建物の入口に着くと、早速真っ赤なJALマイレージ王決定戦Tシャツを着た職員方がマイレージ会員番号と身分証を確認し、案内してくださいました。
羽田空港敷地内にあるJALメンテナンスセンター1。ここでJALマイラーの威信をかけた熾烈な闘いが繰り広げられる。
入館証と、最終決戦出場の証である”搭乗券”を受け取り、決戦の場へと向かいます。
一般の工場見学でも使用する3階の一部屋(Room A)を会場として利用するようです。
会場内には既にマスコミが多数おり、大会の概要を説明している現場も目にしました。
部屋には記者会見でも使われているJALロゴ付き背景もしっかりあります。
座席はくじ引きで、私はなかなか前よりの席に座ることに。
座席の上には「まだ開けるな!」とかかれた封筒が置いてあり、早速ドキドキさせられます。
封筒の中身は大会のタイムテーブルで、やっと全貌があらわになってきました。
オープニングセレモニーでの説明によると、今回のJALマイレージ王決定戦には約7000人もの挑戦者が参加し、そのうち本選で20問全問正解かつ3倍の抽選を潜り抜ける持ち合わせ、実際に最終決戦に足を運んだチャレンジャーは54人だそうです。
少なくとも7000人が本大会に興味を持ち挑戦したことからも、JALユーザーへの本大会のインパクトの大きさが伺えます。
オープニングセレモニーも盛大に執り行われた。
さて大まかな流れでは、このオープンセレモニーのあと早速最終決戦が行われました。
その後最終決戦の採点を集計する時間を利用して、施設内のカフェをファイナリストラウンジで一休みしたり、格納庫を見学をする時間が用意されていました。
そして最後に最終決戦で選ばれた上位3名がトップの座を奪い合う、頂上決戦が行われました。
2. 最終決戦は40分間全30問
最終決戦ではまず参加者54人の中から頂上決戦に参加するトップ3人を選出するために、全30の問題が出題されました。
なお今回の問題の難易度をJAL側も把握するように、JALマイレージ事業部の方も一人、一緒に解答していました。
問題は冊子状のものが全員に手渡しされ、それぞれの問題で解答を選択肢から選ぶ、あるいは計算したマイル数を答えるというものでした。
40分間解いた後iPadが配布され、導いた解答を10分で入力するという予定でした。
しかし実際にはWi-fiネットワークの不調により、急遽紙の解答用紙を回収する方式に変更。
iPadで解答集計できていればもっとかっこ良かったのですが、そこは次回以降の改善のお楽しみです。
さて気になる出題内容は大まかに次のようなもの
・ショッピング時のマイル積算について
・JALマイレージバンクやJALグローバルクラブの歴史
・フライトでの積算マイル・FOP
・JALマイレージバンクの利用規約
・ロゴマークに関する問題
・JALカード
・JALマイル特典交換
実はイベント終了後に紙媒体の解答・解説が配布されたのですが、SNSへの投稿は控えるようにと注意書きされていましたのでこの程度の紹介にとどめます。
後日JALホームページでも掲載されるとのことですので是非ご覧ください。
実際に解いた感想としては、
こんなものわかるわけないだろ!!!
というものばかり(笑)
考えようにも知識として知らなければ手も足も出ない、実に残酷なものでした(:_;)
3. ファイナリストラウンジで一休み
最終決戦から頂上決戦までの集計時間の間、工場見学や展示物を自由に見回る他、カフェテリアの一角を“ファイナリストラウンジ”として利用することができました。
横断幕にただファイナリストラウンジと書かれただけですが、”ラウンジ”と聞いただけで心躍るのがJALマイラー・JGC修行僧というもの。
流石JALさん、挑戦者の心理をよくわかっていらっしゃいます(笑)
JAL国内線のサクララウンジやダイヤモンド・プレミアラウンジのようにビールは有りませんでしたが(当然ですね)、お菓子類は圧倒的に豊富にそろえられていました。
JALオリジナルおつまみシリーズ各種
JAL国内線ファーストクラスでも提供されたお菓子
○○ですかいシリーズ!
これ前から食べたいと思いつつも機会がなかったのでものすごく嬉しい一品です。
そして伊予柑または温州ミカンの濃厚なジュース。
これらから気になったものを少しずついただき、最終決戦の余韻に浸りました。
4. JAL工場見学
図らずしももう一つの一大イベントとなったJAL工場見学。
整備場まではドア一つで繋がっています。
通常はJALパックのオプションやマイルを利用して見学ツアーに参加し、JALの制服を着用した専門のガイドさんが数十人単位で30分間ほど案内してくださるそうです。
しかし今回最終決戦出場者は、8人単位で30分間よりも明らかに長く、しかも実際に整備の現場で働いていらっしゃる方に案内していただくことになりました!
おかげさまで格納庫内の機体をじっくり眺めたり、整備や機体のあれこれについて詳しくお聞きすることができました。
目の前すぐの滑走路には次々と到着機が降り立ってくる。
5. トップ3による頂上決戦
さあ最終決戦の採点も終わり、いよいよ初代王者を決定する頂上決戦の始まりです!
頂上決戦はトーナメント戦で、最終決戦での第2位と第3位がまず勝負し、勝者が第1位に挑戦します。
方式は3問先取の早押しクイズです。
また私も含め頂上決戦に進めなかった残り51名に対しても、おたのしみとして”50,000マイル山分け! マイレージダービー!”が開催されました!
これは頂上決戦に出場した3名のうち誰が王者になるか予想し、見事的中した人で50,000マイルを山分けするというもの。
この企画自体はオープニングセレモニーで発表されましたが、そのとき会場内にどっと笑いが起こったことは言うまでもありません。
結果としては17名が見事王者を当てることができ、私もその中の一人。
少しばかり追加の恩恵をいただくことができました(笑)
最終決戦も熾烈な闘いで、特に1戦目は両者2点ずつ獲得した後もしばらく攻防が続きました。
見ている側も思わずハラハラとしてしまいます。
そして1戦目が終わり、最後の闘いの結果初代王者が決定しました!
頂上決戦を戦った三名方、お疲れ様でした!
そして入賞おめでとうございます!
上記三名には次のように、マイルと副賞が進呈されました。
1位:10,0000マイル, エアバスA350モデルプレーン(非売品), 大会オリジナルTシャツ
2位:35,000マイル, エアバスA350モデルプレーン(非売品)
3位:15,000マイル, ボーイング767ディズニー塗装モデルプレーン
さて出題された問題もそのうちJALホームページに掲載されることを期待しておりますが、その中に以前私が冗談半分に予想問題として作成し、投稿したものそっくりなものがありました!
問題では飛行機カード、しろたんカードが提示され、残り一つを答えるもの。
作成当時こんなの出なさそうだから作ってみよう!というノリだったのにまさか頂上決戦で的中するとは(笑)
なお初代王者は見事正解しており、先日たまたまお子さんのJMBカードを作成したため答えることができたそうです!
参考記事
[JALマイレージ王決定戦] 難易度高めの対策問題を作成してみた
6. お土産(参加賞)
全イベント行程が終わり、会場を後にする際に記念品が配られました。
他では手に入らないものばかりです!
例えばこのブックカバーは、実際に機長・副機長さんがフライトの際に用いた航路図を基にしているそう。
キーホルダーは航空機のエンジンにも使われているチタン製で、整備部門の方の手作りだそう。
また記念品リストにはありませんが、入館の際に受け取ったストラップも記念に持ち帰ることができました。
7. 最後に
JALマイレージクラブ初のビックイベントでマスコミにも大々的に報道された今回のJALマイレージ王決定戦。
この大会を機にJALマイレージクラブについて興味をもち、そして一層JALを好きになったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私自身も本イベントでこれまで知る由もなかったJALマイレージクラブのあれこれについて知ることができ、幸運にも最終決戦まで参加することができました。
JALさんには是非ともまたこのようなもっとJALを身近に感じ、より好きになれる素敵なイベントを開催してくれることを期待しております!
やたがらすさん、はじめまして。
団長と申します。
私も最終決戦参加者の一人です。
実は、参加者ですが、54人ではなく、実際には51人でした。
私は後ろの方の席だったので全体を見渡せられたのですが、3人欠席者がいたんです。
それと、席決めした時に、空港の3レターで席の場所が決まってましたよね。
私は、KOJでしたけど、やたがらすさんは何でしたか?
この時、私はJALの国内就航空港が54なのかな?と思ったのですが、実際には59でした。
なので、本来当選した人は59人で、プラスJALの方で行う予定で、キャンセルが5名出たのかな?と推測してます。
自己採点は如何でしたか?
自分は、半分は越えたので、ホッとしてます。
初めてで長々とコメント書いてすみません。
これからもブログ楽しみにしてますので、頑張って下さい