JAL国内線特便割引のキャンセル料は意外と安い! | 当日キャンセルの方法と料金を説明, 特便割引と先得割引の違い




GW真っ最中の5/2、羽田から関空までのJAL特便割引1航空券を購入していました。
ところが急に予定が変わり、羽田→伊丹便に変更したくなりました。
特便割引は変更が利かない運賃ですので一旦払い戻さなければなりません。
泣く泣くキャンセル料を支払わなくなるわけですが、意外と(?)安いことに気がつきました。
そこで本記事はJAL国内線の代表的な割引運賃である先得割引運賃と特便割引運賃のキャンセル料と、キャンセル方法を紹介します。
目次
1. 出発前のキャンセルはいつまで可能?
2. 特便割引のキャンセル料(出発前)
3. 先得割引のキャンセル料(出発前)
4. 出発15分前を過ぎてもお金は戻って来る
5. JAL国内線ホームページ(スマホ)からのキャンセル方法
6. 先得割引と特便割引のキャンセル料比較まとめ



まず私がキャンセル申請したのは当該便出発1時間前。
しかしご覧ください!キャンセル量はわずか○円です!
今回代わりに羽田→伊丹便をスカイメイト10350円で購入したため、キャンセルしたにも関わらず結果的に3万円近く得したことになります。

1. 出発直前のキャンセルはいつまで可能?

出発直前のキャンセルは、運賃種別に関わらず出発15分前まで可能です。
これを過ぎると出発後の払い戻しという扱いになり、キャンセル料が一気に跳ね上がります。
取消・払い戻しはJAL国内線ホームページや電話窓口、空港などのJALグループ国内線カウンターですることができます。

2. 特便割引のキャンセル料(出発前)

出発15分前までのキャンセル料は、取消料と払戻し手数料の合計料金です。
払戻し手数料は1区間につき一律430円。
取消料は路線毎に異なり、A,B,C,Dの4パターンに分かれます。
4段階の路線区分は大人普通運賃の料金によって定めらています。
JAL国内線ホームページには各空港からの路線別区分も掲載されています。
例えば東京-伊丹/関西はBに該当し、取消料は1000円です。
これに払戻し手数料430円が加算され、合計1430円となります。
路線距離が長くなるほど取消料が多くかかるので注意しましょう。

3. 先得運賃のキャンセル料(出発前)

先得割引運賃のキャンセル料は、特便割引のものとは事情が大きく異なります。
出発50日前までは払戻し手数料の430円のみですが、それ以降出発15分前までは運賃50%の取消料が発生します。
仮に10000円の羽田-伊丹の先得航空券を当日キャンセルした場合、キャンセル料として50%の5000円が引かれ、手元に戻るのはわずか5000円となります。

4. 出発15分前を過ぎてもお金は戻ってくる

もしも出発前キャンセル期限である便出発15分前を過ぎてしまっても、出発後のキャンセル扱いとして払い戻しが可能です。
表のように、先得運賃の場合キャンセル料として90%引かれます。
10000円で購入した航空券の場合、わずか1000円ですが出発後でも手元に戻ってきます。
一方で特便割引は上記表で”上記以外の運賃”に該当し、路線区分や座席クラスにもよりますが先得運賃よりも多く手元に戻ってきます。
例えば路線区分Bの羽田-伊丹の普通席特便割引であれば、取消料4000円と払戻し手数料430円の合計4430円が引かれます。

5. JAL国内線ホームページ(スマホ版)からのキャンセル方法

最後に実際に航空券をキャンセルする際の手順をご説明します。
ここでは代表して、直前でもどこでも簡単に手続きができるスマートフォンでの方法を紹介します。
まずJAL国内線ホームページの予約便一覧から、キャンセルする便を選択、表示させます。
「予約・追加・取消」を選択
確認のうえ、「全取消(払戻)」を選択
払戻額などを確認し、「取消する」を選択
わずかこれだけで完了です!
手続きは極めて簡単で、1分もあれば終わってしまいます。

6. 先得割引と特便割引のキャンセル料比較まとめ

最後に今回の記事でご説明した直前期のキャンセル料を、先得割引運賃と特便割引運賃を一目で比較できるようにまとめておきます。
1. 出発前(~出発15分前)
 ・先得割引運賃:運賃の50%
 ・特便割引運賃:路線区分により930円, 1430円, 1930円, 2430円
2. 出発後(出発14分前~)

 ・先得割引運賃:運賃の90%
・特便割引運賃:座席クラス、路線区分による
・普通席:2430円, 4430円, 6430円, 8430円
・クラスJ:2930円, 4930円, 6930円, 8930円
・ファーストクラス:6430円, 8430円, 10430円, 12430円



コメントを残す